国土交通省と大災害時の応援に関する協定

平時に有事に対する備え、構え。災害姉妹都市構想に続く、第2弾。最近、私の中は、被災者(地)支援と並んで、武雄市民をいかに大災害から守るか、これでほぼ100パーセント。

武雄市議会の有志8市議と仙台市若林区で災害ボランティアに従事した経験、孫正義ソフトバンク社長とともに、佐賀県知事特使として、福島県のいくつかの市をまわった経験から、さらには、激甚被災地の市長や町長から直接ご意見を伺った経験から、私は一定の結論を得るに至りました。

それは、有事の際は、100パーセント大混乱を起こすこと。情報の混乱、指揮命令系統の破壊、さまざまなことが起きます。その際に、いかに、混乱の要素を取り除くか、それは、自前では無理だということ。

ここに国の助けがいること。特に、現場に司令官である首長を支え、足らざるものを正確に国に情報を伝える連絡調整員が必要となります。


話は遡りますが、ほぼ1か月前、信頼する村瀬国土交通省武雄河川事務所長が、

東日本震災を受けて、国土交通省九州地方整備局と武雄市で協定を結びませんか、

とオファー。こういうのを渡りに舟って言うんでしょうね。この人が言うんだったら、ということと、局長が、中嶋さんというのが、大きい。官僚には珍しく、現場第一主義で鳴る人で僕も遠い昔から知っている豪放なご性格。

僕は形ばかりのアリバイ作りの協定って大嫌いなんですが、これだけは、トントン拍子で事務的に話が進み、佐賀県では第1号となりました。今日はその調印式
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会見で言いましたが、この協定がロールモデルとなり、各自治体に広がることを期待しています。佐賀新聞はこちら

重ねて、貴重な機会を与えてくださった村瀬武雄河川事務所長さん、心から感謝します。これからはあまり無理を言わないようにします(笑)。
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by fromhotelhibiscus | 2011-05-24 23:15
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