今朝の朝日の記事はデタラメ。

今朝の朝日新聞をあけて、びっくり。ま、佐賀面だから広がりは出ないし、静観しようと思ったら、なぜか、県外の知り合いの記者から僕に問い合わせ。何で知ってるの?って聞いたら、ネットに載っているよ、とのこと。

いやあ、インターネットで怖いですね。こんな記事です

朝日の記者は格差というかとんでもなく良い記者もいれば、全く逆もいます。これだけ格差記者を抱える新聞社も珍しい。前に書いたような気がしますが、市民病院の民間委譲のときも、両方の記者が僕のところに来て、紙面を見て混乱しました(苦笑)。

で、なぜ、この記事が問題なのか。圧倒的な取材不足に、初めからストーリありきのでっちあげ。僕はこの組合のナンバー2の副管理者(トップの管理者は伊万里市長)だし、首長会議のメンバーでもあります。記事にあるような中身はまず存在しない。

あのね、朝日の記者さん、処理方式はまだ決定されていないよ。もっと詳しく言えばね、同紙では、「「スラグ方式」の採用が決まった」と報じてますがね、処理場を設置する佐賀県西部広域環境組合(伊万里市、武雄市、鹿島市、嬉野市、有田町、大町町、江北町、白石町、太良町で構成)の市長、町長会議においてスラグ方式が了承されたにすぎず、処理方式は、今後、処理場を設置する佐賀県西部広域環境組合の議会において決定されるものであるからです。現在、処理方式検討の途上。市民病院の民間委譲もそうだけどね、あくまでも決めるのは議会ですよ。

処理方式の検討に当たっては、「地元の方々の安心・安全」と「最終処分場の縮小化」を第一に据え、決定されなければなりません。これは地元からの要望でもあります。この考えに立ち、佐賀県西部広域環境組合のごみ処理施設建設委員会(構成市町の副市長・副町長で構成)、担当課長会議で処理方式の再検証が進められてきました。構成市町の首長の意見も意見交換はあったものの、割れてはおらず、一転して決まったってとんでもない。積み重ねの上で決めたんです。それと、近々、地元の方々の意見などを伺う説明会が予定されていますよ。伊万里市長と今日、話したけどね、先日、地元に入って、その説明会のこともちゃんと言った、と話されていましたけど。

しかし、新聞って、いいよね。滅多なことでしか訂正出さないし、しかもね、出したにしても見えないところにほんのちょっぴり。よく、それで、東電とか政府とか偉そうに追及できると思うよ。既存政党への不信感もさることながら、既存新聞への不信感、市民病院の民間委譲のときもそうだったけど、あのときは、泣き寝入りしてました。しかしね、言うべきことは言おうと思っている。朝日新聞の伊豆丸さん、反論があれば反論してください。僕が間違っていれば、真摯に認め、謝罪します。
by fromhotelhibiscus | 2011-04-14 23:59
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