講演が人を変える

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こんな嬉しいメール頂きました。独り占めにするのはあまりに惜しいので、ご本人の許可を得て、掲載します。あまりの熱さに胸が苦しくなりました。

衝撃のマチナカレッジ。

樋渡市長講演会に行く。首長パンチと題して、パワポを使っての話。抜群に面白く抜群に的を得ている。あの人のトークの間は、全盛期のビートたけしに似ている。早口。1人ツッコミ1人ボケ!それでいて中身がある。気取ったところが全くない。入場のところから炸裂していた。

あれは作ってできるものではない。あの人の大きさ、人格がそのまま出ているからこそストレートにみんな受け取る。

本当はすごい人なのにいきなり控え室で足を掻いたり、普通はできない。講演を聞いて、心から凄いと思ったし、何が凄いかというと、リーダーになる要素を全て持っているというか、自分が目指すべきリーダー像がそこにあったから。人に愛される事。職員に無理な事をいっても許されるキャラを持つ事。人にやる気を出させる術といってもいい。そしてどんどん大きな人と組む事。こんなに心に響くのは何故だろう。

本気でこの人を目指そうと思ったし、本気でいつか市長になろうと思った。政治家としての進むべき道が今日出来た。政治家という言い方は仰々しい。なんだろう。。アイデアマン、発想の宝庫。肩ひじなんて張る必要ない。自分の信じた道を、楽しく考えて、自分も人も笑顔が出るような。。

講演を聞いている間、具合が悪くなる。体調の悪さもあるが、衝撃の大きさ、自分のおかれた状況、考え方の変換、自分の中の化学反応だと前向きに考える。

ここ数日の騒動を経て、この講演会を境に生まれ変わったような気がする。何を小さな事で悩むのか。そうしても自分が疲れるだけである。無駄なエネルギーはもう使うまい。嫌な事は考えまい。ただ前進あるのみである。

人の心は変えられない。この騒動に最低の形で結論を出した二人を責めても意味がない。この選挙は勝たなければなんの意味もないし、自分にも悔いが残る。もう少し大人になろう。大人的にこの選挙を戦って、そのあとに結論を出そう。人の心を大事にして、真摯にお願いをしよう。

同じ時期同僚議員からも電話がかかる。彼も同じ事をいう。心を刀で切られたのに、同じように発想の転換をしていた。もうあれこれ考えるのはよそう。身を持ち崩すだけである。自分の支持者を回り、真摯にお願いをして、少しでも輪を広げるよう努力して、1人ローラーも厭わず、少しづつそして強い決意で選挙戦を戦うこと。

市長をなぜ支持するか明確に言葉にすること。作文を作ること。財政再建を具体的に分かるように言葉にし、これからのビジョンを分かりやすく言葉にまとめること。喫緊の課題。自分の名刺を一緒に置いておくのもいい。とにかく原点に帰って戸別訪問する。名刺の写真を差し替えること。やる気をみなぎらせる写真。

マニフェストも早く固めること。市民のためにも。これからの四年、上天草市が少しでも前進するように。迷った時はこの作文を読み返すこと。ここから今回の選挙は始まる。

2011年2月11日

上天草市議会議員 何川 雅彦(ナニカワ マサヒコ)



僕は首長パンチにも書いたけど、高校のときに、一生を決める講演を聞きました。微力な自分が、広い意味での社会への恩返しを含めて、そんな存在になれればと思うようになりました。何川さん、応援します!!
by fromhotelhibiscus | 2011-02-16 23:59
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