与謝野／枝野っておかしいでしょ

今日の入閣のニュースでびっくり。まさか、民主党打倒を叫んでいた御仁を閣僚として遇するなんて。この人が自民党、公明党に対して影響力を行使できるなんてとても思えない。また、問題なのは、調整力に疑問符のつくお人を内閣官房長官とするとは。官房長官は、僕は名官房長官と言われた野中広務氏を間近に見てきましたが、総理の意を体し、一方で総理に耳の痛いことを言い、利害が対立する各省の調整、与党、野党調整もやらなくてはいけない、その割には支える官僚スタッフも少なく、実はあんまり権限の無い職務。これは大変です。

思い出すのは、佐藤孝行さん。少し古い話になりますが、ロッキード事件で問題になって閣僚につけなかった佐藤氏を当時の橋本さんが総務庁長官として入閣させた瞬間から、一気につるべ落としよろしく内閣支持率が下がっていた。あんな風になると思います。

ともあれ、一自治体の首長としては、民主党がジェットコースター状態になろうと、しっかりした行政運営をしていかなくちゃいけないと改めて思いました。

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今日は、慶應義塾大学で講演。その模様はこちらです。かなり熱気がありました。Apple度数がすごい高いのもびっくり。

そうそう、連発する学生からの質問で完全に答えられないものが。不完全でも一応答えることはできても、全く答えられない質問は、東大や早稲田での講義でも無かったことなので、正直言ってというかかえって清々しい気持ちに。

その質問とは、

私は都会出身で正直言って地方の疲弊って分からない。地方が疲弊してもはっきりいって東京のような都会は関係ないのが実感だ。そこで、私たち都会に住む人間が、そういった困った状況にある地方にどのようにリンケージ（関係）を持てば良いのか。樋渡市長、観念的かつ具体的に教えてほしい、

というもの。どなたか教えてください！！
貴重な機会を与えて頂いた飯盛先生、本当にありがとうございました。武雄高校時代、市長室に訪れていた蒲池さんも今では４年生。飯盛ゼミをまとめるゼミ長として成長されていました。東大の学生さんや市議会議員の方々、NHKの記者さんもお越し頂くなど、本来の開放的なアカデミーの姿だと感心。さすが、慶應SFC。ありがとうございました。