「首長パンチ」、西日本新聞に掲載

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9日(日)の西日本新聞に、私のノンフィクション「首長パンチ」が掲載されました。産經新聞のレビューもそうでしたが、今回も優れた記事の見本。褒め過ぎず、けなし過ぎず、しかし、記者個人として言いたいことを言うという意味で。


西日本新聞と言えば、先日、「旅に出ろ、本を読め、人に会え」とこのブログで書いたんですが、同じようなことが、今日の西日本新聞の社説に。

これは悔しいかな名文です。同じ文章を生業にしている僕からすると「名文の三要素」が詰まっている。

数字、過去、未来。

これは、僕が編み出した名文の三要素。しかも、この社説は順番までそうなっている。どなたが書いたか分かりませんが、必見です。

結論(未来)の一歩手前で、

日露戦争の日本海海戦で実質的に作戦を練り、司馬遼太郎著「坂の上の雲」にも描かれた海軍中将の秋山真之も20代で米国に留学した。そこで学びながら「自分が一日サボれば、日本が一日遅れる」との思いを胸に刻んだといわれる。

の歴史(過去)を持って来るあたりは、泣ける。


社説は、それを書いた論説委員しか読んでいないとよく言われますが、そんなことありませんよ〜。
by fromhotelhibiscus | 2011-01-10 21:37
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