大統領オバマは、こうしてつくられた

最近は、村上春樹の1Q84にはまってますが、それと並行して、分厚い「大統領オバマは、こうしてつくられた」を読んでました。どこかの新聞、朝日かな、書評で面白そうに書いてあったので、購入。

大統領選にフォーカスした大作。あんまり厚くて手が痺れるくらい。462ページ。ただ、登場人物が多い。でも、翻訳もこなれていて、サクサク読めます。それにしても、アメリカの大統領になるには、どれだけ大変かよく分かりました。陣営の中でも権謀術数、マスコミとの壮絶な確執、候補者同士の神経戦。

しかも、今回はどんでん返しも何度かあり、その頂点が共和党のペイリン副大統領候補。あんなにいい加減に選ばれたとは。オバマとクリントンとの血で血を洗う決闘から、和解。その後の、オバマとマケインのジェットコースターシーソーゲーム。笑えるのは、クリントン元大統領のピエロというかジョーカー振り。


今、日本では民主党の中で、内紛が起っていますが、この壮大なアメリカ大統領選と比べれば、小さすぎ。比較すること自体があほらしいのですが。

やっぱり本は素晴らしい。


「首長パンチ」ですが、武雄では、日の出書店に。1000冊あるとのこと。どなたが買っていただくんだろうって冷や汗が。それと、凄まじい手書き宣伝。ありがたい。
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上田哲也君によると、福岡の紀伊国屋でも陳列開始。
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by fromhotelhibiscus | 2010-12-09 23:02
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