トロピカルフルーツat台湾

今朝は早くから台湾新幹線。一路、新幹線の終点、高雄に向かいました。1時間半。あっという間に着きましたが、どんどん、車窓から見える風景が亜熱帯化。湿度も高く30度近くありました。30分かけて、我が国で言う農林水産省直轄の農業試験場のトロピカルフルーツ園へ。64ヘクタールと広大な敷地。いろいろ見てまわりましたが、初めて見るものばかり。奥深し。高雄は初めてでしたが、道路がまっすぐ広く、整然としていました。まるで、名古屋か札幌みたい。スケールはそれら以上です。訳を聞いたら、第二次世界大戦で徹底的に破壊され、その後、一斉に道路事業を始めたことが功を奏したとのこと。
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そして、台中へまた新幹線で移動。また、30分かけて今度は、トロピカルフルーツ専門の農家のところへ。山一面が熱帯果樹でした。30年ほど前に、栽培していたバナナやタロイモが売れなくなり、ライチなどのトロピカルフルーツに変えて成功したとのこと。
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たまたま、通訳の林さんが、大学時代、農業経済を専攻していたこともあって、とっても良く分かりました。林さん、御年75歳。二度のがん手術を克服されて矍鑠とされていました。移動もかなり多かったのですが、林さんに、台湾や中国の文化を教えてもらいながら、だったので、あっという間。林さん、また会いましょう。
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夜、台北に着きましたが、途中、市場を見学したり、刺激の多い視察となりました。


武雄市役所では、第2のレモングラスを目指して動きを始めましたが、今日の現地視察で、かなり自信を深めました。我々の農業政策の一つに、今あるものを強化する一方で、誰もやらないことをやって、市場を作って、高く売る、というポリシーがあります。トロピカルフルーツをこの流れに乗せたいと思っています。同行した農林商工課の佐々木さん、小柳さんと一緒に明日、日本に戻ります。早く帰りたい。


台湾では5大市で市長選、市議選が行われていますが、あまりの看板の派手さ、大きさに驚愕。バスにもタクシーにも全面に候補者の顔写真が。ノボリハタも歩道橋の上にもびっしり。日本とはまた違うなあって。日本で良かったですよ。これは大変(笑)。
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by fromhotelhibiscus | 2010-11-07 23:56
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