防災ツイッター

今日は、武雄市の各地で防災訓練。本部で挨拶をした後、武内町、朝日町、武雄町、橘町と廻りましたが、どこも多くの皆さんが熱心に参加されていました。


今年は新機軸としてツイッターを活用。まず感じたのは、地震など災害直後はとても使えない代物であること。取り分け、ハッシュタグのタイムラインは見るも無惨。5分くらいタイムラグがありました。

では、全く使えないのかいうとそんなことは無い。むしろ、その可能性に腰を抜かしました。大きく2点あります。

☆ 川上公民館から地元の吉川里己議員からツイッターで、「川上公民館は断水のため、水が全くない。」と。

私はたまたま川上公民館から2キロ離れた朝日公民館の近くを車で通り過ぎようとしたところ、朝日公民館に急行。そこで、私のツイッターから、「朝日公民館には、予備のペットボトルが十分にある。100本、至急持っていく。そして、長丁場になるので、寝具も持っていく。」と。

吉川議員からその直後に、「夕方の川上公民館の食事が無い。」と。

私から、これを受けて、「橘町公民館にアルファ米の予備がある。17時までに川上公民館へ100人分の食事を持っていく。」と。


ここまではツイッターでなくてもよくあること。ここから驚くべき展開。私と吉川議員のやり取りをタイムラインで見ていた北方の避難地区から、「カレーが余っている。川上公民館へ持っていく。」と。

そして、驚いた僕は、すかさず、「100人分持っていって。」と。


そう、ツイッターというのは、避難をした場合などに、単線から複線へそして、集合、拡散と、どんどん善意の輪が広がっていくというのを体感。


そして、もう一つの☆は、ハッシュタグのおかげで検証が後でしやすいこと。#tkokunrenのハッシュタグでしたが、タイムラインを見ていた全国の皆さんからいろんなご意見や批判、応援が。じっくりと分析したいと思います。ご意見をお寄せ頂いた皆さん、心から感謝いたします。
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by fromhotelhibiscus | 2010-09-05 22:29
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