「地方院」に改めて再生を【現物載せてます】

今朝は、西日本新聞。コラム「潮流」。私の論考が載りましたが、前回の市民病院民間移譲がある意味、特殊な出来事だったのに対して、これは悪い意味での話題となっている参議院、また、国民的な問題、そして、地方に密接に絡んでくることから、一定の反響がありました。ツイッターでもいろんなご意見が。

そりゃ、参議院をぶっ壊して、地方院に。知事や政令市の市長が、参議院(地方院)議員を兼ねる、国の政策は衆議院で、その結果、地方のことは地方院ですみ分ける制度に改める。本文には字数の関係で書けませんでしたが、アメリカの上院議員はどの州からも2人、すなわち、地方の声が通りやすくなります。

しかし、この地方院構想は、政治的にはともかく、制度的にはそんなに難しくないと思ってます。

確かに、参議院を地方院に改めるとすると、院の名称改正は憲法を改正しなくてはならないけど、参議院の在り方そのものは、基本的に、憲法改正する必要は無くて、憲法の枠内で、国会法第39条や地歩自治法の「兼業禁止」の規定など、議員の資格に関連する関係法令を改正することで済むと踏んでいます。ぜひ、国会議員の皆さん、異論反論をお願いしたいと思います。

国会議員の皆さん、不要論渦巻く参議院を定数削減など弥縫策では国民の目はごまかせないですよ。
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by fromhotelhibiscus | 2010-08-23 20:49
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