悲しき予算案

今日は議会開会日。ツイッターに書きましたが、議会で初めて、クールビズ。牟田議長、山崎議運委員長さんを始め、良い判断をして頂きました。

通常は3月議会が本格的な予算審議の場になりますが、今年は市長選・市議選のため、この6月議会が本番。


今回、メインの一つとなるのが、市民病院の民間移譲での住民訴訟に関する予算案の計上。

市民病院の民間移譲に関しては、私たち市役所そして議会が行ってきたさまざま手続に関しても何ら瑕疵・間違いはありませんし、なかんずく、市民病院問題の是非は、直近2回の市長選でも解決されたと確信しています。

その中で、以前、ブログに書いて波紋を呼んだ市民病院の民間移譲に関する住民訴訟。NHKニュース(佐賀ローカルですが)でも取り上げられました。



今回、この住民訴訟を控え、訴訟代理人いわゆる弁護士費用、委託料が必要となり、一般財源として、つまり市民の皆様方の負担として4430万円の補正をお願いすることになりました。今後、これとは別に、8000万円という巨額な予算を計上することとなる見込みです。

提訴内容についてはもちろん、司法の場で、私たちの主義主張を行って参りますが、司法内容とは別に、今回の予算計上に関して、議会では、真っ先に議決を守るべき議員でありながら、この訴訟に深く関係している共産党の江原議員の主義主張に耳を傾けていきたいと思います。

今日の演告では、この住民訴訟に関する予算についても触れています。ご覧ください

(補足)なぜ、こんな巨額な訴訟費用になるのかですが、もともと訴えられている額が20億円を超す額になっているため、この額を基準に一般的に弁護士費用が組み立てられます。かつ、住民訴訟のシステム、市長に関係する諸法律上の規定から、私個人として、今回の弁護士費用が払えないというシステムとなっています。なお、一方で、訴える方の費用は、2万円弱となっているのが、住民訴訟。

by fromhotelhibiscus | 2010-06-07 21:03
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