九州市長会で口蹄疫決議

今日は、九州市長会総会で嬉野市。ツイッターでも実況(予告)したように、口蹄疫の決議文を巡り、激論。

サガテレビでは、このように報じています。

宮崎県で家畜の伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の発生が相次いでいるのを受け九州市長会は13日の総会で農家への支援策などを盛り込んだ緊急の決議案を採択し来週にも必要な対策を国に求めていくことになりました。

九州市長会は釘宮(くぎみや)大分市長を会長に九州沖縄118の市長で構成され13日から2日間の日程で嬉野市で定期総会を開いています。総会では各県から提案された国などへの要望議案21件についてとりまとめの協議を行いほぼ原案通りに採択されました。

このうち子ども手当については全額国庫負担や保育料の滞納に充てるなど手当の一部を子供に対する行政サービスの財源に移行するよう求めています。また宮崎県で感染が広がっている家畜の伝染病「口蹄疫(こうていえき)」の対応について緊急の決議案が提案されました。

決議案は緊急的な対策を確実に実施するとともに収入が途絶える農家への一時金の給付といった支援策などが盛り込まれていますが、会場からは政府の危機管理の欠如や風評被害を懸念する声も聞かれました。(白川博一壱岐市長)「300キロを超しますと値段が、しかも12か月過ぎますと、どっと下がるんです。そうすると殺処分より被害が大きいと思う。ものすごく赤字になります。私はこの文章を見た時、そういう現場の実状が見えていないと思うんです」(佐藤義興阿蘇市長)「これは九州市長会として堂々と国の方に発言と強い抗議と要望、これをしていかないとこの決議案については、ただ決議したということになるのではないでしょうか」結局決議案は原案を修正する形で採択され、市長会として来週にも必要な対策を国に求めいくことになりました。



口蹄疫問題は宮崎、九州のみならず、我が国の畜産そのものを揺るがす大問題。もう、農水大臣の対応の遅さを避難する段階は通り越して、迅速に、この問題の終息、被害防止、さらには風評被害の防止に当たる必要があるのは言うまでもないですが、農水省は宮崎県に農水大臣が陣取る現地対策本部を早急に作る必要があると思う。
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宮崎県のある市長さんにこの話をしたら、「いや、農水省は断ってきた。」とのこと。開いた口がふさがりません。今朝の西日本新聞のトップに載っていたあの軽トラ朝市の宮崎県川南町も深刻な被害。心配しています。我々でできることを考えたいと思っています。
by fromhotelhibiscus | 2010-05-13 22:26
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