白い巨塔

去年の12月くらいから実質上の選挙戦に入っていました。のんびりした僕も張り詰めます(笑)。そんな時には、やはり読書。通常の期間からすれば、三分の一くらいへペースが落ちますが、どんなに忙しくても一日10分は読むようにしていました。意地でしょうか。

ここ最近、山崎豊子の一連の作品を読んでいますが、今、白い巨塔。このブログでも書きましたが、この冬、唐沢ドラマにはまり込み、一歩も抜け出せなくなりました。

原作のこの本。ドラマとはかなり異なります。個人的にはドラマのほうがスリリングで面白いのですが、原作は原作で読み応えがあります。僕が生まれる前に出版されているのですが、不思議に古さは感じません。さすがです。
白い巨塔_d0047811_1946847.jpg


昨晩の蒲池真澄池友会会長の古希の祝い。1000人は優に集まったものの、手作り感の強いほのぼのとしたものでした。驚いたのは、鳩山総理のお祝いメッセージ。「地域医療再生のモデルケースの先頭に立ってほしい」というもの。福岡市医師会長も祝辞で同じ事を話されていました。

2年半ほど前、今はもう昔、市民病院問題でもめている中、蒲池さんと話をしたときに、

ずっと、私は、患者さま本位を貫いてきた。行政や医師会からは想像を絶する抵抗を受けたけれども、ようやく、時代が私たちに追いついてきた。武雄もきっとそうなる。その原点は、九州大学医学部の学生であるにもかかわらず、この古色蒼然とした「白い巨塔」に徹底的に抵抗したことだ。

と。


白い巨塔。3巻読んで、あと2巻。睡眠不足が続きそうです。
by fromhotelhibiscus | 2010-04-19 21:50
<< 神埼市長選 武雄から福岡へ >>