いなかのせんきょ

何も、武雄市のことを言っているわけではありません。半年くらい前に東京出張した際に、乗り換えの地下鉄のミニブックコーナーにありました。

いなかのせんきょ

思わず、ジャケ買いならぬタイトル買い(笑)。

一週間前に読みました。あっという間に読めます。こんな内容です。

四方を深い山々にかこまれた鍵田原郡戸蔭村―。莫大な借金を残し引責辞任した前村長の後を受けまして、村議・深沢清春は助役・平山忠則に村の建て直しを請われます。村長におさまった清春の改革によって、戸蔭村は平和な村になりましたとさ…と参るわけがございません。

なんと清春を推した平山が対立候補として出馬!おまけに土建屋、材木屋、村会議長―村中の有力者が推薦人にずらり。ここに戸蔭村、数十年ぶりの選挙戦が勃発したわけでございます。

人も足りない、金もない。あるのは村への想いだけ。ないない尽くしの深沢清春、家族を頼りに打って出た、一世一代の大勝負の行方や如何に!?全国1億の有権者に贈る、これぞ日本の清く正しき選挙小説。


不肖私は4年のうちに3回の選挙を戦うことになることのですが、当事者の僕から見てもかなり取材をされていますし、コミカルな内容だけど実に深い。特にラストの持っていき方がさりげないけど実に含蓄に富んでいます。

私を現在進行形で取材している編集者にこの本を薦めたら、掛け値なしに面白い!とのことでした。
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今日は古川盛良議員の事務所開き。私からは、中川内医院の武内での開院は、古川議員がいなくてはあり得なかった、という話をしました。3年ほど前に、過疎に苦しむ武内町に病院を持ってきたいという話を私にされたときには、絶対に不可能という返事をしましたが、古川議員の実行力でついに開院。とても評判の良い病院として地域に根付いています。

夜は、三間坂公民館にて市政報告会。今日は杉原議長、大渡議員、山口昌宏議員と一緒でした。不安定な天気の中、60人を超す皆さんに集まって頂きました。心から感謝いたします。
by fromhotelhibiscus | 2010-03-20 22:49
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