執務納め式

今日は今年最後の仕事の日。今日は打合せの連続。一難去ってまた一難。いろんな問題をいかに市民の皆さんに負荷をかけることなく乗り切っていくか、これが行政官としての腕の見せ所。

夕方は、広域圏の執務納め式。その後、武雄市役所での執務納め式。こういう挨拶をしました。

本日をもって本年の執務終了に当たるわけでありますけども、私にとっては非常に良い一年でありました。

例えば、環境課の皆さん。甘久の市民の一人から「猫が死んでいたということで来てくださいといったら、今までだったら2時間ぐらいかかっていたのが20分足らずで着いて、非常に丁寧に親切に対応してくれた。」という話が私のところに来ました。

例えば、図書館の皆さん。これはブログにも書きましたけれど、利用者の方が図書館から誤って出て行く際にピーと鳴り困っていると、嘱託職員に方がわざわざ駆けつけ鳴らないようにしてくれたと、非常に喜んでいただきました。

例えば、市民課の皆さん。心あらずして武雄市を去るに当たって、最後に市民課で手続をしたときに職員の皆さんから非常に温かい言葉を掛けていただいたと。実はその人は武雄が嫌いだったとのことでした。しかし、最後に市民課の皆さんたちの一声で武雄を満足して去ることができたという声も寄せられました。

そしてもうひとつ、文化学習課の皆さん。ある障害をもったお子さんがどうしてもスポーツクラブに入りたいということがありました。これは前例どおりだったら入れないわけです。しかし、人の気持ちご家族の気持ちを察して入れたということで、そのお母さんから私は長い手紙をいただきました。

「今まで行政は杓子どおりと思っていたけれども武雄市は違う。自分の家庭・家族にともし火がともりました。」と趣旨の温かいお手紙でした。
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また、特に印象に残っていますのは今年の大水害のときに、ここにおられるお一人お一人そして消防団の方が自分たちの職分を全うされ、非常に武雄市の行政は速い、非常に丁寧だ、親切だという声をいただいたことです。

これは、皆さんたちの勲章であります。そういった様々な声が私のところに届いた一年でありました。

私自身、ちょうど去年の今日が市民病院を巡る選挙でした。勝って、また皆さんたちと心あらたにしてスタート点に立った年でありました。

職員の皆さんたちは私も含めてそうですけども、市民の皆さんに夢と勇気と元気を与えるのが仕事だと思っております。

また来年そういう夢の実現に向かってともに頑張ってまいりましょう。皆さんたちにとっては、本当に長い1年だったと思います。ご家族とともに疲れを取っていただき、心新たにまたがんばりましょう。

ありがとうございました。



夜は文化会議の懇談会。一旦家に帰り、着替えて、消防団の年末警戒への激励。今年は、杉原議長、末藤副団長(議員)とともに、山内町の11消防団。気温4度。寒い中、3日間、消防団の皆さん、ご苦労様です。
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by fromhotelhibiscus | 2009-12-28 23:59
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