武雄の古き良き文化歴史協議会

武雄は元気あっていいね、という声を聞きます。確かに、武雄の物産まつりで、2日間で2万8千人もお越しになるなど、賑わいの創出と持続は続いています。しかし、最近は、「旧武雄邑主鍋島氏別邸庭園(御船山楽園)」国登録記念物に答申になったり、24日(木)のNHKテレビ「おはよう日本 九州沖縄」で武雄焼の紹介があるなど、武雄の古来の歴史文化に光が当たることが多くなりました。

私自身、武雄の知名度を上げることで、市民に自分たちのまちに誇りを持ってもらい、それと並行して、自分たちの歴史や文化に目を向け、育んでほしいという思いをずっと持っていました。


そのきっかけになったのは、中学時代。とある先生に「武雄の誇りになるのは何があるんですか?」と聞いたら、その先生。「武雄は何もなか。武雄のことはあまり知らないし。」という返答。自虐史観そのもので、あの当時の僕はがっくりきました。

しかし、東大の日本史の教授が「武雄はいい文化が埋もれているよ。」と声をかけて頂きました。それで開眼。大学時代、霞が関での仕事の傍ら、武雄のことをいろいろ調べたり聞いたりしているうちに、武雄の三本の大楠、鍋島茂義公、御船山楽園、今でいう古武雄、武雄焼・・・にいたりました。あるわあるわ。


市長になって、性急といわれる僕が満を持して取り組むのが、武雄の古き良き文化歴史協議会(仮称)の立ち上げ。市民総参加で運営されます。1月の総会が楽しみ。

目玉の一つが、西日本新聞の九州面に掲載された、武雄温泉新館を「古武雄」、「武雄焼」の展示場として活用しようと。今あるものを活かす、文化歴史を見直し、後世につなげる。樋渡市政が最も大切にしているものです。
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今日は、武雄市立橘小学校の馬場茂校長、江口陽子栄養教諭が私を表敬訪問。給食で文部科学大臣賞です。応援したいと思います。


明日から一般質問。答弁チェックします。
by fromhotelhibiscus | 2009-12-07 22:24
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