熱い人に来てほしい

今日から10月。ごく小規模の人事異動を行いました。人事で思い出すのは、霞が関時代、実際大学まで飛んで行くリクルーターにさせられたり、役所の殺風景な会議室で面接をしたり。

他の面接官の評価が低くても、「これはいいっ!」と思った人間は、人事ラインにかなり強く推薦しました。財務省に内定していた人間的にも極めて優秀な人間を、引っ剥がしたこともありました(笑)。

以前、国定三条市長が書かれていましたが、霞が関では、凄まじいくらいに面接をします。実際、僕が役所に入る時も20人くらいの先輩と会いました。

今でも僕が推した彼ら、彼女らとやり取りをしますが、鑑識眼に狂いがなかったことを誇りに思っています(そうそう、誰もバカな天下りのことなんか話題にしません。)。

そこにとある共通点があります。

頭の良さは実はずいぶん差がありました。しかし、「熱い」のはみんな一緒。我が国を良くしたいというパッション。そして、「読書量」が半端では無かった。
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さて、武雄市役所政策部に嬉しい激震が走ったのは、いわゆるIターン、Uターンで、4人程度の枠に、全国から176名が応募。何と44倍です

これだけ難関になったのも、僕の叱咤激励を受けながら、職員の皆さんの地道な頑張り、弛まぬ情報発信あってこそだと思いますし、武雄ブログの影響も極めて大きいと思います。この場を借りて感謝します。

私は採用には直接かかわりませんが、ぜひ、武雄市役所で働く皆さんは、社会を良くしようと熱い人であってほしい。生活のために安定した公務員を選ぶというのは、納税者を含む市民の皆さんに対する冒涜です。

頑張ってください。来年の4月にそんな皆さんと一緒に働けることを夢見ています。
by fromhotelhibiscus | 2009-10-01 23:14
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