出直せ、自民党

今の時点で、民主党が3分の2を超す勢い。自民党は革命的大敗。小選挙区制の特徴がもろに出たことになりました。今までお世話になった人たちが次々と落ち、一方で、この仕事に就いてお世話になっている人たちがそれ以上に当選されているのを見ると、複雑な気持ちです。

さて、民主党はこれだけ民意を得たわけだから、霞が関を使いこなす安定政権を目指して頑張ってほしいと思います。このブログでも何回か書きましたが、平成5年に役人になって2か月後に思ってもみなかった自民党が下野。それから、政治混乱の幕開け。経済的に失われた10年も、この政治混乱が長引かせたものだと今でも感じています。

総体として日本が、とくに地方が元気の無い今日、鳩山次期総理は記者会見で述べられていたように、徹底して地方分権を進めてほしいと思っています。その際には、霞が関から権限、予算、人セットで地方に「下放」してほしい。

気になるのは、こういう仕事をしていると、国民の要求レベルが上がり、かつ、スピードが求められているのを肌で感じます。国民のスピード感・期待感に来年の参議院選までに応えることができるのか、ここが大きなポイントになると思いますが、この風に乗ることができれば、民主党は往年の自民党のように強くなるでしょうね。


一方で自民党。昔の社会党を髣髴とされるような歴史的凋落。賞味期限切れ。郵政選挙の時に、まさか今日の民主党を予想できなかったように、次回もまた歴史的な反動がありえます。斬新なリーダーを選んで、解党的出直しを図ってください。次ダメだったら本当の解党でしょうね。


どのように日本が変わっていくのか、また、地方が、地域が変わっていくのか、民主党政権の手腕に注目していきたいと思います。
by fromhotelhibiscus | 2009-08-30 22:05
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