農民になりたい

農業で面白い新書がやっと出ました。農民になりたい

著者も紹介される農民の皆さんも僕らと同世代で、農民になった動機も人それぞれですが、所得が十分の一以下になっても、さまざまな困難に打ちひしがれそうになっても、農業は面白い、と言います。BRUTUSの農業特集号で火がつきましたね。この特集号は売り切れになるくらいに反響が大きかったようです。


僕の実家は兼業農家。父は農業を心底から楽しんでいます。出来上がった農作物を親戚や近所の人たちに配るのが最大の趣味のようで、僕も東京や大阪に住んでいたときに旬の野菜を送ってもらっていましたが、特に、白菜と里芋は白眉でした。

しかし、傍から見ると大変そう、きつそう、と僕自身思っていましたし、正直今でも思っています。僕の周りの農家の皆さんも例外なく大変です。市長としては農家の苦労を軽減し、生産所得を上げるのが仕事です。

一方で、失礼を省みずに言うと、料理を趣味にしてからは、いつか農業をやろうと決意しています。あんな野菜を作りたいと思うわけです。もちろん、農家と趣味の農業は全然違うと思っています。

高槻市長の下でしばらく働いていましたが、奥本市長も家庭菜園が趣味でした。よく、あんなに忙しいのに、農業やりますねと度々聞いていましたが、心底、農業は楽しいとおっしゃっていました。
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この本。筆者の取材力、編集力には舌を巻きます。取り上げた方はどなたもすごくいいのですが、特に、しいたけブラザースは最高でした。
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レモングラス。今年もすくすく成長し、生葉のティは最高です。明日から伊勢丹新宿本店で夏の大九州展が始まりますが、なんと、九州三湯物語のフェアも。ここにレモングラスが登場。僕も駆けつけます。それにしても、まさか、九州三湯物語が伊勢丹新宿本店に取り上げられるとは夢のようです。それも由布院の名物・米田誠司さんのおかげです。
by fromhotelhibiscus | 2009-08-18 23:34
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