読書日記

昨晩は、衆議院選挙の応援のため、県外へ。帰宅が23時過ぎてへとへと、よろよろ(笑)。霞が関時代は、帰宅が23時だと早いなという感じでしたが、責任の度合いが全く異なるので、今の仕事のほうが格段にヘビー。というわけで更新を休みました。

今日は、関西大学ボクシング部の歓迎。福大の訪問、いくつか取材。佐賀県庁からも川島CIOが。自治体クラウドの打合せ。

夜は、楼門前で打ち水大作戦、三間坂たんざく祭り。恐るべし、多くの皆さんのご来訪でした。カメラを忘れてしまい、すみません。あれだけ盛り上がるお祭り。山内町すごい。


日帰り出張その他で、たくさんの本を読む時間に恵まれました。順不同ですが、

仕事するのにオフィスはいらない (光文社新書) (新書) 佐々木俊尚 (著)

→さらば残業!さらば満員電車!自分の時間を増やし、人生を豊かにする“遊牧民”的働き方とは。スマートフォンとクラウドが新しい働き方を可能にする、という本で、仕事のあり方としてはこんな風になっていくんだろうなと新鮮でした。

未だにというか肌感覚では東京一極集中が進んでいる今日、ミクロの僕たちが、オフィスに頼らなくて仕事をする、という意味で捉えると面白い地方分権論にもなります。

寺よ、変われ (岩波新書) (新書) 高橋 卓志 (著)
読書日記_d0047811_0134272.jpg

→何よりも文章が流麗。リズム感のある文章に強く惹かれました。変革に目覚めた僧侶による葬式仏教・生臭坊主への強烈なカウンターパンチ。岩波は地味ながらたまにこういった社会性のあるものを出しますね。

僕自身は、お寺で遊び、夏休みはお寺に座禅し、今も困ったらお寺の坊さんと相談するように、著者の理想とするお寺像に寄り添って生きてきたので、かえって、お寺業界の堕落振りにびっくり。

半島へ、ふたたび (単行本) 蓮池 薫 (著)
読書日記_d0047811_0141236.jpg

→今、最も広告されている本の一つ。書店にも平積み。良くも悪くもタレント本。韓国旅行で見せた筆者の鋭さには感服するものの、詰めが甘い部分も散見されて、そこがもったいない。確かに北朝鮮生活などで、書けないところがあるんでしょうね。

そうであるとするならば、韓国をどのように北朝鮮や日本と対比して描くか、翻訳者の目から見てどう感ずるのか。これは世界広しといえでも蓮池さんにしか書けないと思うので次作に期待。文章はめちゃくちゃ上手い。

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業 (幻冬舎新書) (新書) 夏野 剛 (著)

→これはネット本というよりも組織本。痛快無比。終身雇用の問題性を説いていますが、これは、最後に紹介する勝間さんの本と対にして読むと余計に分かりやすい。しかしそれにしても、幻冬舎、すごい題名をつけますね(笑)。

2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書) (新書) 佐々木 俊尚 (著)

→ネット上での評価は低いようですが、3C(コンテンツ、コンテナ、コンベヤ)論は、 問題提起としては面白い。しかし、いくらなんでも、2011年に新聞・テレビは消滅しないと思うけど。特に新聞はネットにはなじまない編集、事後的な検証という機能がしっかり残る限りは大丈夫だと思っていますが。

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書) (新書) 勝間和代 (著)

断る力もそうなんですが、あまりにも、断定的かつステレオタイプし過ぎかなと思わせるところがあるので、それを受け入れるか、否かで著者への評価が分かれると思います。終身雇用を完全否定しているのがこの本なんですが、もはや、いい悪いは別にして、終身雇用って壊れているのがこの日本なんじゃないでしょうか。

この人が人気があるのは、閉塞感のある今日、「断定する力」を渇望する世の中の下地があるような気がしています。
by fromhotelhibiscus | 2009-08-07 23:59
<< 【お知らせ】武雄ユナイテッドチ... 国土交通省へ >>