解散総選挙

やっと、衆議院が解散され、総選挙へ。

総選挙特有の高揚感もなければ、何だか、結果も既に決まっているような感じ。

しかし、しかしです。

解散後の総理の会見に注目。

4年前、小泉総理が、気迫あふれる鬼の形相。郵政民営化を訴えた会見で、「郵政民営化について、国民に聞いてみたい。」が引き金となり、自民党の歴史的な圧勝。

最近では、オバマ大統領候補の民主党全国大会での「黒人のアメリカも白人のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ。」 で一気に有力候補へ。


など、歴史を変える、また、創るというときは必ず言葉が、そして、表情、全人格が見ている人、聞いている人の気持ちを変えます。

これは、僕自身、稀有な体験をしました。昨年末リコールを受けた直後に辞職後の会見。テレビカメラも10台以上並び、いろんなところで報道されました。「病院の民営化で市民に信を問いたい。」

あの時は、「後世のために、市民のために絶対に池友会へ民間移譲しなくてはダメだ。決断が市長の仕事だ。」と思い詰めていました。どう受け止められたかは別にして、会見が終わった瞬間ふらふらに。


今日の麻生総理には、国家国民のため自分が必要なんだ、自民党が不可欠なんだ、という強烈な訴求力が無くてがっかり。

政権交代が現実味を増しています。今日の私に対する取材で答えましたが、民主党に対しては財源はどうするのか、自民党に対しては地方分権、医療介護政策をどのように展開するのか、マニフェストを注目したいと思っています。


今日は、武雄市新幹線活用プロジェクト総会農業委員会選任委員辞令交付式・農業委員会臨時総会などたくさんの日程が。佐賀県庁からは本部長さんたちがお越しに。政策協議。

長い一日でした。
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by fromhotelhibiscus | 2009-07-21 21:02
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