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メルマガ始めます!

こんにちは。樋渡啓祐です。2月2日(月)からメルマガ開始します。こんな感じです。

樋渡啓祐の地方創生ここだけの話

そして、2月中旬に、地方創生、地域再生のまちづくり会社である「樋渡社中」を立ち上げます。

坂本龍馬が亀山社中を契機に日本を洗濯したように、僕は、樋渡社中で地方を皆さんと一緒に洗濯したいと思います。

今後、樋渡社中のWEBサイトを立ち上げると共に、引き続きブログやフェイスブックで発信していきますが、メルマガならではの情報をお届けすると共に、皆さんと交流を深め、様々な取組を一緒にする場をつくりたいと考えています。

メルマガ会費(月額540円)は、運営費を除く収益を、広く地方のまちづくりの活動にあてていきたいと考えています。

硬軟織り交ぜて配信し、メルマガ会員限定の少人数勉強会などもどんどん企画していきますし、こちらから皆様からの寄稿もお願いすることもあるかと思います。良かったらご登録くださいね。お待ちしています。
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by fromhotelhibiscus | 2015-01-29 08:22

【書評】ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り

ようやく、2014年が回顧できるような心境に(笑)。一番面白かった本は、ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り

ツイッターの誕生秘話。読み進めながら頭を抱えることは必定。共産党政権さながら、誰が創業者なのか、クーデタの繰り返しで訳わからんようになるし、追われる経営者、追う敗残者、以前、日経の書評にもあったけど、この権力闘争も、大したことなく、コップの中の争いに近い。

なぜ、この世にツイッターが出現したのか、その意味とタイミング。人々の日常生活に影響を与え、そして、10年も経たずして、誰もが意図しなかった世界の様々な革命にまで最大のインパクトを与えるなど、実はその分析など皆無。そう、この本は、金と権力、友情と裏切りの物語だから。

じゃあ、この本は読む価値が無いのか。さはさにあらず。とても逆説的に、こんな無茶苦茶なガバナンス(経営)でも、ツイッターという青い鳥が悠然と羽ばたいていったのは、ツイッター誕生前後のDNAが千年に一度あるかないかの、普遍性があったからと、かなり逆説的にそう考えることができるのではないでしょうか。そういう意味では、こんな物凄いDNAならば、それを孵化させ、成長させる手段としての経営って何でもありなんだよね、って思うくらい。

僕はツイッターがここまで来たのは、投資家の先見の明があるからだと思う。この本には詳しくは書いてないけど、全く利益が上がらない段階、利益が見込めない、しかも、権力闘争の真っ最中のでたらめな経営の中、しかも、社員がたった100人前後のときに、莫大な投資が集まる。

そして、その頃はご存知の方は多いと思うけど、ツイッターは止まってばかり。くじらが出てきてましたよね。しかし、やっぱり、投資が集まる。その集まった分厚い資金があったからこそ、ツイッターが安定的かつ定静的な基盤を持つようになったと思うんだよね。

著者は、敗れた去った人間には慈悲に近いくらい優しいまなざしを向けるが、それでも、筆致が容赦無い。だから、物語としても相当面白いものになっています。異色の書としてお薦めです。まあ、映画化は絶対に無理。これは保証します。

by fromhotelhibiscus | 2015-01-26 16:46

【書評】その女アレックス

「週刊文春2014年ミステリーベスト10」 「ミステリが読みたい! 」「IN POCKET文庫翻訳ミステリー」などで1位。

その女アレックス(文春文庫)


おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。
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正直言って筋自体は驚天動地級のものではないが、この小説が一定の評価を受けているのは、推理小説の流行りである点をきちんと抑えていること。

一つに、この小説だけでも3つの物語が楽しめる。もう一つは、東野圭吾の傑作「秘密」がそうであるように、一つの結末に対して読者に解釈が委ねられること。それと、登場人物がカラフルなこと。大昔の推理小説は、金持ちとそうでない人たちの対立軸にヒントが隠されていることが多かったんだけど、今は、人種も職業もファッションも多様性にあふれていて、しかも、そこに強烈なヒントが実はある、というもの。
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ともあれ、まともな推理小説を読みたいと思っている、また、長い移動時間をハラハラしながら過ごしたい、そして、最後は納得できない納得をしたい人たちにお薦めです。

by fromhotelhibiscus | 2015-01-25 21:10

【書評】ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

2年前の夏、僕はシリコンバレーにあるApple、Google、facebook各本社を訪れました。明らかに異質だったのが、Apple。極端な熱狂と静寂と。相矛盾する感情をAppleという一つの生命体が糾合して、世界史に名を轟かせた成功を収めたのは周知の事実だけど、前者を生み出したのが、スティーブ・ジョブズ(当時故人)と後者はデザイナーのジョナサン・アイブというのは意外と知られていない。

また当時、Appleのキーパーソンの一人と話をしたんだけど、当然の事ながら、鉄のカーテンのずっと向こうに棲息するジョナサン・アイブのことは全然知らなかった・・。「アイブは僕らのこと、避けているんだよね。」とまで言ってました。

そのアイブの評伝がついに登場。

アイブは自分自身が出るのを極端に嫌がり、「このチームが素晴らしいのは・・」「私たちは・・」と静かに語り続ける。なぜ、Appleが成功し続けるのか、そのヒントがそこかしこにある。僕自身もAppleフリークだけど、最近はつまらない。デザインは洗練され使い心地はシャングリラレベルなんだけど、iPod、iPhone、iPad、iMacが最初に登場したときの非連続性が無いんだよね。

だから、僕は極端に言えば、スティーブ・ジョブズに「appleでアイブ以上に業務運営の権限を持つのは私だけだ。彼に指示を与えたり、口を挟んだりできる人間はいない(350頁)」とまで言わせたアイブを完全否定しない限り、Appleの未来は無いと思う。

そういう意味で、apple以上の飛躍を見たい、成し遂げたい、と思っている人たちにぜひ読んでほしい。そう思います。
by fromhotelhibiscus | 2015-01-23 23:29

南魚沼の雪の中で

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今日は、南魚沼市の名宿である里山十帖で講演させてもらいました。新潟はもちろん、東京、山形からも多数お越しに。テレビ局まで来ていました。一番、びっくりしたのは3メートル以上の雪。日本は広いし深い。

知事選の話からこれからの話まで、ストレートにお話しました。まちづくりを真剣に考えて、実行している皆さんとの対話は刺激的でした。いろいろ新しい取り組みが生まれそうな予感。

明日、武雄に戻ります。
by fromhotelhibiscus | 2015-01-22 00:37

マーラーの9番に思うこと

音楽を聴いています。ずっと音楽が好きでいろいろ聴いてきましたが、それでも今思うと、走りながらエネルギーを補給する、あるいは一時的に精神を緩めるつもりで聴いてきたような。

今は時間が止まり、立ち止まっている中で、音楽を聴くと、今まで見えなかったものが立ち上がってきます。一番驚いたのが、1938年録音のブルーノ・ワルター指揮マーラー交響曲第9番。ナチスの迫害を受けながら、それでもこのユダヤ系の名指揮者は、諦めずに命の危険に晒されながら奏でる。それは、ウィーン・フィルも、観客も同じこと。

ラストの第4楽章に至るまでただただ美しく澄んでいるのですが、ラストはウィーンフィルのアンサンブルが濁るくらいに前のめりになるくらい、「諦めと咆哮と」って思っていたんですが、第4楽章の7分40秒に一瞬の、ほんの一瞬の間が。その一瞬の間を経て、かすかな「希望」の旋律が。

思い違いかもしれませんが、指揮者ワルターが私たちに託したこと。それは希望。あの絶望下での希望。絶望と希望。狂気と静謐。それは大いなる矛盾。立ち止まっているから、前に進む必要性を教えてもらいました。しかし、まだまだ立ち止まります。
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by fromhotelhibiscus | 2015-01-17 22:53

これからについて

佐賀県知事選、負けました。悔いはゼロです。支えてくださった皆さんを始めすべての皆さんに心から感謝申し上げます。

これからの新しい県政を、また、武雄市政を見守りたいと思っています。私自身のこれからの人生は白紙です。考えてみればずっと走り続けた人生を送ってきたので、この辺でしばし充電をしたいと思います。

ブログもFacebookも当分の間お休みします。最後に重ねて感謝いたします。
by fromhotelhibiscus | 2015-01-12 00:07

武雄市の奇跡を佐賀県の奇跡へ

本日(10日)をもって、知事選が終了しました。17日の長き間、皆さんには大変お世話になりました。今日は最後の街頭演説だったので、大きな、こんな話をしました。


「前進か、それとも停滞か」。今回の知事選の争点は、ただこの一点であります。

多くの日本のまちが、人口減少や不景気に直面しています。佐賀もまた、多くの課題を抱えています。しかし佐賀には、日本でどこよりも住みやすいまちになる。かつてそうであったように、佐賀から日本の明日が生まれていく。その力があります。

9年前、私が武雄市長になったときは、武雄市は財政破綻一歩手前でした。中心街の商店街はシャッター通り。子どもたちは、福岡や長崎、東京や大阪に出ていってしまう。そんなまちだったんです。

市長就任後、100億円近くの借金を返しました。企業誘致に成功し、新武雄病院をつくり、リニューアルオープンした武雄市図書館は、1年あまりで100万人の観光客が訪れてくださるようになりました。人口はプラスに転じ、「全国で住みたい田舎ランキング」では第5位に選ばれました。地域行政の世界では「武雄市の奇跡」といわれます。テレビや新聞では大きく取り上げられ、全国の自治体や企業から視察が絶えません。

しかし、決して特別なことをしたわけではないんです。もともと我々が持っている財産を活かして、少しだけ発想を変えてみる。できない理由を探すのではなく、できる方法を見つけて、同僚職員、市議会、そして市民みんなで徹底的にやりきる。その繰り返しにすぎません。

私は佐賀を、どこよりも魅力あるまちにしたい。そのために必要なものは、すでに私たちが持っているもの、先祖から受け継いできたものの中にあると思います。

引き継いでいくものは、しっかりと引き継いでいく。変えるべきものは、時代に合わせて、より良い形に変えていく。子どもや孫の世代にツケを払わせることなく、より良い佐賀を、我々自身がつくって、次の世代に託していく。そのための前進の歩みを、止めてはならない。

今度、武雄市の奇跡を、佐賀県の奇跡に広げていきたい。佐賀で暮らしたい、佐賀で子供を育てたい、誰もがそう思える佐賀。子どもやお孫さんたちと一緒に、誰もがイキイキと暮らせる佐賀。その未来予想図に向かって、みなさんたちの夢を形にしていく。それが政治の役割であり、佐賀県の明日をつくるための前進にほかなりません。

佐賀県の前進に向かって、どうかみなさんのお力をお貸しください。みなさんの夢を、佐賀県の明日につなげてまいります。17日間の佐賀県知事選、誠にありがとうございました。感謝いたします。

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by fromhotelhibiscus | 2015-01-10 22:19

さあ、ラスト

おはようございます。今日の20時で選挙運動期間が終了します。今日も一日全力投球頑張ります!

今日も県民の皆さんのご意見に耳を澄ませたいと思っていますが、ラストにかけて急速に増えてきているのが、ペットの殺処分の問題。私はこのように答えています。

「もちろん、ゼロを目指すというのが理想です。その前に、放棄されないように、里親制度を今の10倍以上、拡充することが大切。そうして、そういう処分に至らないように行政を含め努力することが大切なんです。」

では、行ってまいります!
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by fromhotelhibiscus | 2015-01-10 07:02

あと1日!

今日で個人演説会(決起大会)は終了。ラストは武雄市。茂木健一郎さんがお越しいただきました(下村大臣は公務のため取りやめ。)。茂木さんとはG1サミットでとても親しくさせてもらっていて、わざわざ、私と小松武雄市長候補の応援のために駆けつけてくださいました。おかげで盛り上がりました。

志がリーダーに必要だ!と。

今日の辻立ちは、医療関係が多かったのです。こんな話をしました。


今日は、身近な医療についてお話します。地域医療について、私は3つの役割が必要だと思うんです。

一つは、病気になってしまったときに、しっかりとした治療を受けられる体制をつくること。都市部の方も、山間部や過疎地域の方も、佐賀にお住まいのみなさんが、どこよりも充実した高度な医療を受けられるように、開業医や大学のみなさんと連携しながら、県を挙げて体制をつくることが必要です。

二つめは、身近な医療拠点の充実です。ちょっとでもおかしいなと思ったら、早めに診療に行く。もしも悪かったら、すぐに治療する。そのために、気軽で手軽に行ける「身近な医療拠点」をたくさんつくっていきたいんです。悪くなるまで我慢してしまって、手遅れになってしまうこともあるんです。早期発見・早期治療が、何よりも大切なんです。

武雄市長時代、新武雄病院を中心として、医療・健康についてのいろんな講習会や講演会を行なってきました。病気になる前から、正しい医療や健康の知識を身につけることで、自分や家族、大切な人たちの命を守る。健康を守る。予防医療や健康についての勉強会を、地域の病院や医療拠点が主導して、みなさんの理解を深めていく。それが大事だと思うんです。

三つめは、医療を軸とした地域コミュニティづくりです。気軽に、手軽に相談に行ける医療拠点をつくることで、人が集まってくる。そうすると、コミュニティが生まれるんです。ぬくもりのある元気なコミュニティこそが、まちを元気にしていくんです。

この三つをやっていくことで、安心してイキイキと暮らせる佐賀をつくる。武雄市は「全国の高齢者が選ぶ住みたい田舎ランキング」の1位に選ばれましたが、「医療が充実しているから安心」と思っていただけることは、まちに人を呼び込むエンジンにもなっていくんです。

昨日、私は唐津の山間部を回る中で、七山で巡回医療されているドクターにお目にかかりました。高齢者のみなさんがイキイキと笑って、そのドクターがいらっしゃるのを心待ちにされているんです。そのドクターのお人柄、医療に対する真摯な姿勢に、深く頭を垂れたくなりました。行政は本来、彼のような志ある医療関係者に甘えることなく、その活動をバックアップして、山間部でも過疎地でも、なにかあれば相談できる。そこに人が集う。そんな場をつくっていくことが必要だと思います。
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by fromhotelhibiscus | 2015-01-10 00:10