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【書評】不格好経営―チームDeNAの挑戦

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生きながら伝説の南場智子さんの自伝。不格好経営―チームDeNAの挑戦。既にベストセラーだし,多くのレビューがあって、かなり良い評価なので、まあ、読むだけ読んでおこうかって思ったんですが、これほど、赤裸々に書かれているとはね。この2,3年で読んだノンフィクションの中では、最も面白い部類。スティーブ・ジョブズの自伝とまではいかないけど、感情移入のしやすさでは、こちらの方が上。抱腹絶倒もこちらの方が上。ここまで書いてるうちに、こっちのほうが上じゃないかって思うように・・。

それはともかく、南場さん。抱腹絶倒の生い立ちから、抱腹絶倒のマッキンゼー時代、そして、驚愕の起業。あっと一歩で潰れかけたときに、救世主・モバゲーの誕生。これでもか、これでもかって自虐的に書いてある。もちろん、この筆者は頭が良い。その辺も計算だと思うし、多くのレビューアーが、その辺を鼻白いって突いているんだけど、そんなことすらどうでも良くなるほど、この本は面白い。チームの素晴らしさ、ご主人との関係など、サイドストーリーそのものも感動的なんだけど、僕は単純に面白かった。ただし、文章は下手です。リズム感が無いし、ぶち切り。しかし、そこもまた魅力と思わせる南場パワー恐るべし。

今年の冬、南場さんが後継者指名した守安功社長と直接話をする機会がありましたが、まさに、この本で描いている人物像そのものでした。そういう意味でも描写力はもの凄いものがあります。

苦しい人生を楽しむ。のるかそるか、生きるか死ぬか、しかし、軽やかに楽しみたい人は、ぜひ、この本を手に取ってください。少なくとも僕はこの本から勇気と希望を頂きました。南場さん、ありがとう。
by fromhotelhibiscus | 2013-07-31 22:14

今日は滋賀県10市長がお越しに

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おかげさまで、武雄市への行政視察がピークのまま推移しています。団体数、人数ともに、私が市長に着任したときと比べると10倍以上。しかも、恐縮ながら、今は武雄市にお泊まり頂かないと、行政視察は受け付けないようにしています。この結果、普通、満室にするのが難しい平日に、ホテル・旅館にお泊まり頂き、また、飲食もして頂いているので、経済効果も少なからずあると思います。

今日は、滋賀県内の10市長、大阪府議会、大阪府枚方市議会、福島県郡山市議会、青森市議会からお越しに。毎日、こんな感じで、一般公務に支障の無い範囲で、可能な限り、私が対応します。前にも書きましたが、内政は前田副市長が統括し、外政と広報は私が統括。もちろん、市政全ての責任は私が持ちます。言い換えれば、前田副市長が、会社で言う社長兼最高執行役員であり、私が、会長兼CEO。だから、直近の名刺には、英語で、Mayor & CEOと書いています。

この前、アメリカ人の経営者にこの名刺を渡したら、こっちのほうが、はっきり分かるとのこと。アメリカの場合、多くの場合、Mayorとは、名誉職で選挙も無い存在。日本人が想起する市長は、Mayorの下にいる常勤のCity managerに近い。しかし、こっちも選挙が無いんですね。

話が飛びました。直接、お話しすることで、また、お話を伺うことでとても得ることが多い。今日もまた多くのことを教わった一日となりました。皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございました。
by fromhotelhibiscus | 2013-07-30 21:35

83%の方々が武雄市図書館に満足。

6月27日(木)~7月1日(月)の間、武雄市図書館内で、来館者アンケートをいたしました。301名の方々に御協力頂きましたが、今日、その結果を公表しました。

その結果、83.1%の来館者様が、武雄市図書館に対して、「大いに満足」「満足」。
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また、69.1%の来館者様が、新しい図書館スタッフのサービスに対して、「大いに満足」「満足」。スタッフの皆さんには心から感謝申し上げたい。ありがとう。
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その他、全てのアンケート結果はこちらです。

また、頂いた意見については、こちらです
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新聞各社からコメントを求められましたが、総じて、私からは、

予想外の数字に驚いている。CCCと連携してさまざまなチャレンジを含め、私たちがやってきたことは基本的に、間違いがなかったことを多くの来館者様に実証してもらった。しかし、さまざまなご意見があるのもまた事実。そういったご意見に対しては、スピード感を持って対応する。そして、混雑解消のためにも、武雄市図書館周辺に、分館や別館をつくる必要がある。極めて高い評価を頂いたが、これに甘んじることなく、CCCとさらに連携を深めていく。来年の今頃にもまたアンケートをとるが、この結果を上回るように誠心誠意、来館者様、市民、議会のご意見を聞きながら、図書館行政を進めていきたい。

と答えました。


さらに、前へ。来館者様、市民、議会のニーズの半歩前をつかみ取り、スピードをあげ、対応していきます。ご期待ください。
by fromhotelhibiscus | 2013-07-29 22:04

今年から「ひとがら」で採用します

武雄市役所。今日は就職のご案内。既に、いろんなところから問い合わせがあるんですが、今年から、採用は、「人柄」勝負。自分の評価ほどあてにならないので、今まで、「あなたって人柄いいよね。性格いいよね。」って3回以上言われた人だけ、私たちの職場で歓迎したいと思います。
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今まで「やる気!」って思っていたんですが、経年変化を調べるうちに、例えば、うちの松尾謙一、古田徳幸、上田哲也なんかがそうですが、人が彼のところに集まって結果、「チーム」としてやる気がでる相乗効果が出ています。やる気は変化させることができるけど、ひとがらを変えるのは無理。ちなみに、昨年、伺ったFacebook本社やGoogle本社で、「社員に最も求めるのは何か」って担当の方に聞いたら、決まって、「人柄」。そして、名前は伏せますが、日本を代表する会社でも、採用の基準はやっぱり、これ「人柄」。

そういう意味では、僕はダメ。人格・人柄崩壊しています。もう開き直って幾久しく。僕の場合は、組織を引っ張るトップとして、ひとがらとは違う側面で勝負します(笑)。

武雄市出身でなくても、日本を地方から変えていく意気込みのある方で、人柄の良い皆さん、心からお待ちしています。私とともに良き仕事をしませんか!

詳細は以下のとおりです。

◯受付期間
平成25年8月1日(木)〜8月20日(火)

◯試験区分
・一般事務 10名程度
・土木   1名程度
・民間企業等職務経験者 5名程度

試験案内、申込書、注意事項についてはこのリンクをご覧下さい

◯お問い合わせ
武雄市政策部総務課人事係
〒843-8639 佐賀県武雄市武雄町大字昭和1番地1
Tel 0954-23-9315・Fax 0954-23-3816
E-mail:soumu@city.takeo.lg.jp
by fromhotelhibiscus | 2013-07-27 13:18

松阪市の図書館シンポに出ます

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何で、僕なんか呼ぶんだろうなぁって思いながら、再三、秘書課を通じて、僕で良いんですかねって打診していたんですが、山中市長からのたってのオファーで承りました。

28日(日)午後の図書館シンポジウム。既に、私の参加を巡って、賛否両論の意見が松阪市に寄せられているようですが、僕はそんな影響力はありませんので、ご心配なく(笑)。そういう意味で、主催者にご迷惑をお掛けして申し訳なく思っています。

当日は、図書館シンポなので、武雄市図書館に絞って、その生い立ちの経緯、そして、今、今後について、初めて出すプレゼン資料をもとにお話しします。図書館に関し詳細をお話しするのは、このシンポと今年の夏のパシフィコ横浜での図書館講演を最後にしたいと思っていますので、良かったら、松阪市にお越しください。では、日曜日、松阪市にて!
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by fromhotelhibiscus | 2013-07-26 21:30

塩こうじの浅利妙峰さん、武雄市図書館で講演

我が家でも度々登場する塩こうじ。その塩こうじの大ブームをつくったこうじ屋ウーマンの浅利さんの講演が、明日(27日)10時〜武雄市図書館で開催されます。立ち見でよろしければ、ぜひ、お越し頂きたいのですが、この浅利さん、僕は、ちょうど去年のNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で見ました。こんな内容。

浅利の店は、江戸時代から300年以上続く老舗のこうじ屋。今も代々伝わってきた手仕込みの伝統を守り続けている。しかし、浅利はその伝統をただ守っているわけではい。肉も魚も簡単においしくできるという“塩こうじ”を使ったレシピを1000以上考案。その魅力を伝えようと定期的に料理の講習会を開催する。今年はなんと、ニューヨークにまで出向き、その良さを伝える活動を行った。

こうじは、みそやしょうゆ、みりんや甘酒を造る原料として日本の食文化に欠かせないもの。その歴史は1000年を超える。しかし家庭でみそや甘酒がほとんど造らなれなくなった今、各地のこうじ屋は次々と廃業に追い込まれている。浅利の店もかつては赤字続きで、さまざまな副業をしながら生計を立てていた。“時代遅れ”のこうじに未来はあるのか・・・。追い込まれた浅利がもう一度こうじに向き合おうと専門書を読みあさりたどりついたのが、庶民の食生活を記した江戸時代の書物だった。そこに記されていた「塩こうじ」をアレンジし売り出したところ、一大ブームとなったのだ。「宝は、足もとにあった」浅利はいま、そう感じている。

浅利は今、各地のこうじ屋に足を運び、これからの「こうじ屋」のあり方をともに考えようとしている。ブームを一過性で終わらせず長く定着させるには、浅利の店だけが一人勝ちするのではなく全国のこうじ屋全体が良くなることが必要だと考えるからだ。店先で料理講習会を無料で開いたり、客を呼ぶ工夫を伝えたり、そして何より自信をなくしている仲間たちが前向きになれるよう共に考え、励ます。

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どんな人間が、こんな一大ブームを巻き起こすんだろうって常々思っていたんですが、食育課や私の強い要望で、1年かけて、ようやく、明日講演に至りました、今日、会場の武雄図書館で懇談。やっぱり、気さくで明るい。大爆笑の連続。

僕が見る成功する人間は、共通点があります。「明るい」「笑い」「自他共栄」。浅利さんも全く同じ。重ねて、明日が楽しみです。生浅利さんにお会いできる貴重な機会です。ついでに私もいます。皆さんのお越しを心からお待ちしています。
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by fromhotelhibiscus | 2013-07-26 21:07

頑張れ!有田工業高校!

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夏の高校野球・佐賀大会で優勝した有田工業高校野球部が、武雄市を表敬。

創部114年目で悲願の甲子園出場を果たした有工野球部の古川侑利選手(3年)と浦郷恵輔選手(3年)(ともに武雄市武内町出身)が甲子園での抱負を言われましたが、感心したのは、既に8球団が挨拶に訪れたというプロも注目する144キロ右腕・エースで4番の古川選手が、「全て一点差で競り勝って来たが、もともと優勝すると思っていた。」「甲子園でのプレッシャーは全く感じない。」と伸びやかな笑顔。

また、古川選手、体つきが凄い。特に下半身はパンパン。僕も手が大きいほうで、握手したけど、これほど、手の分厚い人間は初めて。佐賀北の優勝投手である久保さん(山内町出身)もここまではなかった。浦郷選手は、「自分は控えだけど、いつでも、試合に出られる準備はしておく。」と精悍な焼けた顔に鋭い目。頼もしすぎる。

8月8日(木)から開幕する全国大会では、有工野球部のモットーである「凡事徹底」で頑張ってほしいと思います。まずは一勝。有工ナイン、頑張ってください。
by fromhotelhibiscus | 2013-07-24 23:32

やっぱり、修学旅行は被災地に行くべきだ。

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復興支援をきっかけに、交流を深めている陸前高田市に対して、武雄市立東川登小学校キッズボランティア(児童7名)を派遣しました。

最初に市街地に向かい、奇跡の一本松や現在のまちの姿を実際に見た後、久保田副市長から被災地の状況等について説明を受け、震災に対する理解を深めたようです。

なお、東川登小学校は平成23年から空き缶を集め、その収益金で遊具や本を被災地に送っているなど、最も復興支援に力を入れています。今日、キッズボランティアが戻ってきますが、また、報告をしっかり聞きたいと思っています。

被災地支援は、私自身、何度も現地を伺ったこともあり、10年から、場合によっては、原発被害以外のところでも、20年以上かかると思います。そういう中で、僕は、子どもたちが、早い段階から被災地に直接行くこと、そして、何かを自分で感じ取ることは大切だと思います。

そういう意味で、少なくとも中学生の修学旅行は、僕は被災地に行くべきだと思い、市議会等でも何度も言っていますが、教育委員会の反応がありません。もちろん、修学旅行は、計画、保護者の同意等が必要なのは言うまでもありませんが、「修学」旅行なんですよね。将来、いつでも行ける観光地、行ってどうすんの?って思うのは僕だけでしょうか?そして、そんな観光地を見て回ることは全部否定しませんが、同世代のみんなと交流するのが、100倍ましと思うのは僕だけ?

ま、地道に教育委員会に働き掛けていきます。そういう意味でも、東川登小のみんなには感謝したい。また、いろいろ噺を聞かせてください。ありがとう。
by fromhotelhibiscus | 2013-07-24 17:50

高濱正伸にはかなわない

花まるグループが目指すものは自立と魅力です。

 子ども向けには、「メシを食っていける人」「もてる人」と表現しています。時代がどう変わっても、柔軟な思考力と強靭な体力で乗り切ってほしいし、友達がたくさん集まってくる、表面的でない真の魅力を備えた人になってほしいと思います。

 世のため人のため、家族や地域のために、強い責任感を持って働き、認められ、借り物でない幸せを感じて生きていける人に育ってほしいと思います。

 たくさんの子どもや保護者と接してきた経験から、「お母さんが幸せであること」がその急所であることが分かってきました。

 お子様には、(もめごとや失敗のような苦いものも含めた)豊富な体験を。お母さんには安心を。花まるは、日々の授業の充実に加え、様々な企画を提案し続け、これからも進化してまいります。

 お子様が自立し、魅力的な人になれるように、共に歩んでいきましょう。

 どうぞよろしくお願いいたします。


と標榜する花まる学習会の代表の高濱正伸さんが、今晩、武雄市図書館でご講演頂きました。満員御礼。遠くは、車で2時間かけて、熊本県からお越しの方も。情熱大陸、朝ズバ!、カンブリアなどメディアが高濱さんを取り上げていることも一因なんでしょうね。

講演自体は、大爆笑級の笑いあり、涙あり、シリアスな話なのに、最後は、みんなにとって救いのある、そして、家に帰ってまた子育てを始めとして、いろんなことに頑張ろう!と思わせる内容。以前、藤原和博さんが、私に、「講演で俺を超すのが一人だけいるんだよな。それが、高濱さん。」と言ったくらい。最近は、おかげさまで、教育界にも知人友人が増えてきて、教えてもらってばかりいます。

話は飛びますが、かく言う僕も講演や演説は一定の評価を頂きます(すみません、自分でこんなことを言って。)。それは場数はもちろんですが、僕よりも遙かに優れた天才から学ぶから。直接の場合もあれば、YouTube、テレビからってのもあります。徹底的に頭では無く、体に入れます。だから、僕への評価は、これら天才に与えられるもの。

そういう意味では、当代随一の橋下徹さんも、藤原和博さんも、真似しやすい。一定のリズムがあるから。しかし、この高濱さんは絶対にマネが出来ない。一言で言えば、心地良い不協和音というか、変調の連続だから。しかしながら、太い一貫性がある。ちょうど、名前は伏せますが、誰もが知る一流の落語家が、僕に直接、「他の噺家は、完璧にマネできるんだけど、立川談志だけは絶対に無理なんだよね。あれだけは別格。真似したら火傷しちゃう。」と言ってましたが、高濱さんの講演は、立川談志に近い、そう思いました。

数年前だったら、僕は嫉妬起こしています。割とねちねちしていたものでして。しかし、こういう突き抜けた人たちと接することが多くなり、「負ける」というのが心地良い。高濱さんの場合、彼を真似ることはできなくても、学ぶことはできるなって思うからね。とまあ、今日は本当に良かった。最高でした。高濱さん、またお呼びします!
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by fromhotelhibiscus | 2013-07-23 22:51

瀬戸内国際芸術祭2013に行ってきました

この週末は、瀬戸内国際芸術祭にいました。いろんな方々が、この芸術祭は行ったほうが良い、原研哉さんからもお薦めのアプローチ。幸い、ベネッセ関係者の皆さんからのお誘いもあり、行きました。行く前は、この手の芸術祭は苦手科目で、しかも、暑いときていたので、二の足を踏んでいたのですが、行ってみて大正解。

僕は、ニューヨーク近代美術館が大好きで、学生時代、そこに住むように(うまく言えないけど)、行きましたが、その時の感動を遙かに超すことに。犬島、直島、小豆島に行きましたが、特に、犬島は、足が震えるほど感動。これは行ってみないと分かりません。

都合2日間で、ベネッセの皆さんの御協力で駆け足行軍となりましたが、次回はのんびり参ろうと思っています。

福武会長の「過疎地をアートの力で復活させる」。まさにその通り。高松でタクシーの運転手さんが、この芸術祭で、観光客の入れ込み数が2倍以上となり、こんなに嬉しいことは無いとおっしゃてましたが、私たちが訪れた島々に多くの観光客の皆さんが。外国人もとても多かった。

多くのヒントを頂いた週末となりました。また、明日から武雄市政に活かしたいと思います。最高の週末でした。
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by fromhotelhibiscus | 2013-07-21 23:41