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我々は大丈夫です。

どえらいニュースが飛び込んできました。パキスタンでバスに乱射、18人死亡。このニュースが、パキスタン国内ではなくて、日本から友人知人から入ってくるのが、パキスタン風。

もう、パキスタンを離れましたが、私が滞在したのは、これら事件が起きている北部とはほど遠いところ。とはいえ、同じパキスタンなので、心配は心配ですよね。

パキスタンの皆さんが、残念がってました。パキスタンと言えば、世界中、特に日本から危険だと思われている。この事件で尚更その風潮が強まることを懸念すると。

ちょうど、パキスタンの皆さん(知識人、政治家であっても)が、「日本=放射能」と思っているのと同じ現象です。この現象を取り除く努力をしましたが、途方もない困難が待ち受けています。我が国の政府は、「日本=放射能」という言われなき誤解を取り除く努力をもっとしなければならない。やっていると思うんですが、パキスタンでは届いていない。

ともあれ、パキスタンの回線事情が悪くて、ご報告が遅くなりましたが、我々は事件に巻き込まれていませんし、かつ、パキスタンを離れました。パキスタンの報告はまた後日。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-29 14:09

ラホールに戻ってきました

昨日はラホールを出発し、ムルタンへ。ラホールから400キロ。前後に武装警察の護衛車両に囲まれて移動なんですが、いたってのどかなもの。武装警察車両もいらないんじゃないかって思うくらい。ムルタンでは、街の見学と紡績工場の見学がメイン。街といっても名所旧跡じゃなくて、市民の皆さんの暮らしそのもの。人口に比べて、ここムルタンは著しく社会的インフラの整備が遅れています。

そうそう、ムルタンの軍隊、政府、警察の皆さんとの屋外でのディナーもありました。前菜に、スープが出てくるのは、パキスタン流。しかもとても美味しい。他の料理もマイルドでとても美味しいです。インドほどスパイシーではありません。日本人向き。
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そのムルタンからラホールに戻ってきましたが、あと、30分したら、またディナー。今日のディナーは、パンジャブ州やラホール市のトップがお越しになるとのこと。人的ネットワークをしっかり築きますが、一方で、日本では聞けないいろんな話も聞けるのがまた楽しみ。行ってきます。

明日もまた早起きして、首都イスラマバードへ。450キロあるとのこと。早めに休まなくては。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-27 23:12

パキスタン(ラホール)に着きました

25日(土)の朝8時に家を出て、バンコクを経由して、日本時間の26日(日)朝4時(現地時間0時)にラホールのホテルに着きました。空港を出た瞬間、独特の香りが。また、遅い時間にもかかわらず、多くの人出が。私は、国賓級の待遇で、前後に武装警察が警備に当たって頂きましたが、まちは活気があります。緑が多く、道も広くきれい。今、ホテルの部屋の中ですが、まだ、荷物が届かないので、お風呂に入れません(涙)。

明日は、400キロ移動です。いろんな方々に会えるのが楽しみ。おやすみなさい。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-26 04:29

人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか

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人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか。出版直後から話題騒然の本。

僕はこの手の本が苦手で、どうせ成功を高らかにうたうものだろうなって思っていました。そしたら、ちょうど、一週間くらい前かな、興奮した連絡が樫野孝人さんからありました。「市長、これはぜひ読んでみて。」。

今、僕の手元には、読みたい本、読んでほしいって言われた本(寄贈本を含む)が40冊くらいあります。並行して数冊読んでいますが、面白くなかったら、3ページくらいで止めようと思っていたら、一気に。

何で、西條さんが、日本最大級の支援組織を作れたのかその成功物語なんですが、正直言って、運がかなり入り込んでいるし、これが応用できるのかって言えばそんなことは無い。しかし、この本の最大の魅力が、FacebookとTwitterが成功の要因の一つになっていること、ここがかなり具体的に記してあること。もう一つが、僕自身、経営者の端くれですが、組織とはどうすれば生き生きとワークするのか、一般的に捉えられがちな固い組織論的な視点ではなく、行動の過程で学んだ柔らかい視点から活写されていました。

起業しようと思っている方、経営者の皆さんには特におすすめだと思います。樫野さん、紹介してくださってありがとうございました。


先程まで福岡県宗像市で、池友会の蒲池会長、宗像市長、行橋市長、福津市長と私で懇親会。鮟鱇が抜群に美味しかった。では、明日からパキスタンへ。今日は興奮して寝れないかも(笑)。おやすみなさい。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-24 23:57

25日からパキスタンを訪問します

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今日はお知らせ。25日(土)から、パキスタンを訪問します。パキスタンからの招待をお受けしました。

実は、夕張市の村上智彦先生のもとに、地域医療の勉強しに行こうと思っていて、日程まで決まっていたんですが、後約であるパキスタンを訪問します。先日、村上先生にお詫び申し上げたところ、心良く送り出してくださいました。ありがとうございます。


パキスタンでは、人口が年600万人増加する中で、道路、発電所などさまざまなインフラが不足。その一方で、大手の日系企業が50社近く進出していて経済活動を行っているとのこと。社会インフラを日本の力を借りて、整備できないだろうかと相談がありました。ただ、国同士で行うと、遅過ぎるとの指摘。

そう、日本にいては何も分かりません。実際、自分の目で、現地を見て、武雄市として、インフラ整備や行政インフラが必要であれば、ぜひ、応援したいと考えました。日本の魅力が伝わるのと同時に、武雄市の建設業に携わる皆さんの所得の向上につながればいいなって思っています。

なぜ、そういった申し出が、一介の首長に過ぎない私にあったということは、AERAの「日本を立て直す100人」に選ばれたこと、病院問題を解決した手腕を見込まれてとのことですが、それは違います。僕は、市民やそういったプロジェクトの一員にしか過ぎません。そういう意味では、市民皆さんの代表として招待をお受けします。

ただ、現地は、日本と違って、まだまだ危険なようです。安全安心があってこその協力だったり、交流だったりするわけで、その辺は、同行する武雄市議会の議員とともに、シビアに見てきます。

最後に、この訪問に当たってさまざまな準備をしてくださっている、パキスタン政府、パンジャブ州政府、パキスタン大使館、我が国の外務省、遠山清彦代議士ほかの皆さんに心から感謝いたします。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-23 20:05

【レビュー】親鸞ー五木寛之ー

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新しき人間・親鸞を描く、渾身の長編小説!

混迷と激動の時代を疾走した巨人。その苦悩は、今の私たちと同じ悩みであり、その決断は現代の闇を貫く。

数々の国民文学を生み出した著者が描く渾身の長編小説!


とのこと。五木寛之の親鸞

現在、文庫本2冊、続編としてハードカバー2冊出ているし、老年期の親鸞がまた刊行されるだろうから、道半ば。

読んでみての結論。傑作です。親鸞と言えば、抹香臭いし黴臭い辛気くさいと思いきや、さすが、五木寛之。さにあらず。瑞々しい。そして、特に出版を意図してなかったハードカバーのほうは、荒削りの魅力まである。親鸞が自分の友人、もっと言えば自分と同じ凡夫の代表として迫ってくる。そして、大衆小説としても最高。想像上の登場人物がとにかく異彩を放つ。ストーリーが分かりやすい上にダイナミック。「ミレニアム」ほどまではないけど、手に汗握る展開。

そして、ここからが五木親鸞の真骨頂。親鸞と言えば「悪人正機説」。大学の時に意味が分からず、いろんな先生の講義に出ましたが、結局のところ分からず。説がたくさんある上に、どれも説得力が僕にとってはない。そして、ご縁があって高僧の方々に伺いましたが、隔靴掻痒。

五木寛之が、この悪人正機説「善人なおもて往生を遂ぐ。いわんや悪人をや。」を真正面から答えているわけではないが、親鸞の行動を見て、はっと思わせる記述が、ハードカバーの後ろの方にありました。なるほど。そういうことだったのか。野暮になるので、僕からは書きますまい。

よく言われることですが、親鸞は秀才。真の革命家であり天才は、親鸞の師匠であった法然。僕の知人の高僧が言います。「親鸞の思想は我々でもギリギリ読める。しかし、法然上人は千年に一度、現れるかどうかの人間です。」。その意味が分かりました。法然が、閉ざされていた仏教を革命的に開放・下放し、親鸞がその意思を継いで、今に至るまで、我々の心の根に仏教の本源をインストールしている。その最も新しく親しみやすいインストールするブラウザが、この五木親鸞だと思います。

眩しいほどの法然親鸞の師弟関係、親鸞と妻との関係、弟子との交わり、庶民との会話。この本はあらゆる意味で歴史に名を残す本。ぜひ読んでみてください。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-22 22:58

赤字国債法案、自公は協力すべし

今日、NHKのニュース見ていたら、空いた口が塞がらなくなった。

自民党・公明党が、赤字国債発行に必要な特例公債法案(以下「赤字国債法案」という。)に反対の意向、早期解散に追い込む構えとのこと。

ふざけるな。

24年度の本予算案は、衆議院の議決が優先し、参議院の意思は全く関係無いんですが、困ったことに、本予算をまわすための予算関連法案は、一般の法案と全く同じで、衆参両議院の議決が必要となってくる。この赤字国債法案も今回5つの予算関連法案の1つ。

僕自身、霞が関時代、国会担当をやっていたときに、この衆参のねじれ現象で、予算関連法案も衆議院の優先が認められればいいのにって何回も思いましたよね。

参議院は、そもそも、国家の意思である予算については、否決という暴力的な意見をすることは遠慮しなくてはいけない。憲法もそう想定しています。だから、くどいようですが、本予算は条約等と同じで、より民意に近い衆議院に優越権を与えているのです。

今、野党が多数を占める参議院。予算を早期の解散総選挙の道具にするなって言うの。

確かに、自民党の知り合いが僕に言いましたが、赤字国債法案が通らなくても、直ちに予算の執行には影響は出ないと。しかしね、遠からずその影響は出るし、困ったことに、緊急雇用の交付金なんかは、基礎自治体に執行を任せているんですが、その補助金の行方が宙ぶらりんだと、雇うに雇えない困った状況になるし、被災自治体は、もっと切実な問題となる。良い悪いは別にして、国の補助金や交付金にあわせて、県や基礎自治体は政策を打つことがままあります。被災自治体はその割合が総じて高いのは言うまでもないでしょう。

つまりは、国民生活に直結するのです。僕だって、例えば、被災地支援のための交付金なんかさまざまな問題があると思っていますよ。しかし、僕ら首長や地方議員、もっといえば、国民と違って、国会議員は、本予算案を修正することができる。そして、政治は妥協の産物、妥協で練り上がった予算案を正々堂々、通して、国民生活を安定させた上で、解散総選挙でもやりたければやれば良い。どうせ、今のままだったら、自民党も民主党も大惨敗ですよ。

立場を明確にしておけば、僕は民主党が大嫌い。財源等で平気で嘘をつくし、普天間問題を打ち砕いてしまった。国家観も無いし、どうしようもないプロ意識の無い野合の集団(だって、党是、党の綱領がないくらいだからね。)。

しかし、この問題だけは、国民のためにも、今政権与党である民主党を応援します。かなりの確率で、このタイミングで、自公政権だったら、同じことやっていたと思いますよ。ま、その際、民主党はなりふり構わず反対していたと思うんですがね。

自民党・公明党の皆さんの反論を聞いてみたいものです。反論できなかったら応援してほしい。それが国民のためですよ。
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by fromhotelhibiscus | 2012-02-21 21:02

熊本城マラソンは百点満点で2万点。

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走ってきました。第一回熊本城マラソン2012。僕は公式フルマラソンを走るのは2回目。もはや伝説の域まで達した第1回の大阪マラソン2011以来。当時の橋下大阪府知事の肝いりで始まったこのマラソン。マラソン大会に関しては、正直言って目が肥えています、僕(笑)。ウルトラマラソンをも走る、武雄に居住の地を移してしまった屋良ゆうさんと一緒に走りました。

結果、素晴らしい。寺崎副市長には申し上げましたが、百点万点中2万点。なにが凄いかというと、ボランティア、熊本市民の方々のホスピタリティの凄さ。これは大阪マラソンでも感じましたが、地域の皆さんが、とにかくもてなそうというお気持ちがダイレクトに伝わってきました。あと、地区ごとに盛り上がりが楽しい。特に、川尻地区というところは、爆発していました。子どもたちのハイタッチにも感動。

コース自体も素晴らしい。市街地、農園、大橋、河川・・・。飽きないですね。大阪マラソンでは絶対にかなわないのが、最後のゴール。熊本城マラソンはその名のとおり、二の丸がゴール。最後の坂は両脇に応援の方々がびっしり。そして、最後のゴールは痺れます。

あと、目立たない事ですが、例えば、「トイレまで500メートル」「給水・給食まで500メートル」というように、案内がしっかりしていました。屋良さんが言ってましたが、第一回とはとても信じられないし、徹底的に他の大会を研究し、十分に準備しているのがよく分かったと。僕も全く同感。


僕自身は、5時間29分、完走。大阪マラソンが4時間42分だったので、記録的には目も当てられません。ゴールしたとたん、ある人(熊本県民じゃないですよ。)から、「遅いっ!」って言われるほど。確かに当たってるけど、じゃ、自分が走ってみろよって心中で毒づきましたが、声に出す元気も無く。とほほ状態。

風邪で、8日間走れず、しかも、当日も実は熱っぽい。スタート時点では寒い中、悪寒がするし、もって20キロと思ったら、5キロ走った時点で、100%途中でアウトって確信。しかし、あと5キロ、あと5キロと目に見える小目標を立てることで、結局最後まで走ることができました。誰か言っていたけど、「マラソンでは奇跡は起らない。起るのは、練習の結果だけだ。」。そのとおりでした。

ただ、完走できたのは、僕の精神力というよりも、幸山市長を始めとする熊本市民、熊本県民の皆さんの応援のおかげ。途中、何度も、「樋渡市長頑張れ。」って声をかけられましたし、ここで辞めるとかっこわるいよなって思いましたね(笑)。最後は、ゴール直前でハイタッチにしていた幸山市長に思わず抱きつきました。彼がご自身の政治的生命をかけて、このマラソン大会に取り組んでいたことを知っていただけに、感無量でした。その幸山さんの姿勢を垣間見せる、女房役の寺崎英俊副市長のFacebook上でのコメント。

制限時間7時間の最後のランナーがゲートに到着し、市長がフィニッシュタオルをかけてランナーを慰労し、続いて市長による閉会宣言となりました。その後、市長がその場でテレビや新聞記者に囲まれて、ぶらさがり会見をしていると、ゴールゲート方面に車いすをもった医師や看護師チームが何人も走っていきます。

そこには足を引きづりながら、意識もうろう状態で、ふらついているランナーが近づいてきました。制限時間は超えていますから、完走にならないことは誰もわかっています。しかし、そのランナーの歩みを誰も止めることはできませんでした。

記者団がそれに気付き、市長もそれに知り、記者会見は中断。倒れこむようにゴールにたどり着くランナーをゴール付近にいる人が皆、拍手で迎え、市長がフィニッシュタオルを首に掛けました。ランナーはもう歩くことすらできず、車いすで医師団に運ばれて行きました。

記録に残らない、こんなドラマが今日はたくさん生まれたことと思います。たくさんの感動をありがとうございました!



幸山市長、お疲れさまでした。僕が乗ったタクシーの運転手さんも、市長のことをとっても褒めていました。

最後に、わざわざ武雄から応援に来てくださった武内町多々良地区の皆さんに心から感謝いたします。武雄からも多くの皆さんが応援に来てくださっていました。

完走できたのも、日頃からの皆さんの応援のおかげです、また、気持ちを新たに武雄市政、ジョギング、その他いろいろ頑張ります。
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by fromhotelhibiscus | 2012-02-20 21:52

陸前高田市長講演会終わりました

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雪の中、そして、寒い中、700名超の皆さんにお越しいただきました。会場に入りきれず、50名の皆さんは別室のモニターで。すみませんでした。

明日は熊本城マラソン。4時起きで、熊本に向かいます。フルマラソンですが、風邪が治ったばかりで走れるかな。目標は完走5時間。良い夢見ます。おやすみなさい。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-18 23:29

東京から戻りました

昨日、今日は東京にいました。板橋区にある日本競輪選手会との協議に始まり、国際支援を熱心にされている基金の方、ぐるなび、雑誌・新聞取材、SNS関係者、外務省、国会など、目まぐるしい2日間でしたが、動いているうちに風邪が治りました。

先週は韓国の全羅南道、光州、ソウルにいましたが、比べても、東京は何だか元気がないなぁって思いましたね。地下鉄や山手線でもみんな下向いているか、何だか難しい顔をしてスマホをいじってる。ひそひそ話も多い。昨日はなかなか寝付けなかったので、本読みながら、ホテルの部屋の外をぼーっと眺めているひとときがあったんですが、日枝神社の先の大手広告代理店のビルは、煌煌と灯りがついていました。そのとき、25時。違う方向の霞が関に目を転じたら、こちらも不夜城状態。そのとき26時。自分も昔はその一員だったので、お疲れ様って思ってたんですが、今回は明確に「違う」って思ったんですね。
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明日は、戸羽岩手県陸前高田市長、佐藤正久参議院議員をお招きして、講演会とシンポジウム。その後、懇親会。明後日は、記念すべき第一回の熊本城マラソンに招待されているので、42.195キロ走ります。今回もまた充実した一日になりそうです。
by fromhotelhibiscus | 2012-02-17 22:31