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天地明察

まさか、こんな本が出て来ようとは。今年は僕にとって読書の当たり年で、既に、このブログでも書いた永遠の0(ゼロ)社長・溝畑宏の天国と地獄 ~大分トリニータの15年。今回はこれらに匹敵する話題の本「天地明察」。

江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること—。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!早くも読書界沸騰!俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン。

読後感が瑞々しい。昔、歴史で出てきた和算の関孝和、私たちの業界でも未だに信望をあつめる保科正之公や、水戸光圀公、囲碁の本因坊家、徳川綱吉など、さりげなく主人公の渋川春海やストーリーに接近したり、離れたり、夢中になって読みました。

強力にオススメです。


昨晩、ふと、ツイッターに、

武雄市図書館の本を電子媒体化し、iPadなどに配信、もしくは、図書館でiPadに入れ込むなどして、24時間365日、わざわざ図書館に来なくて済む「MY図書館構想」を来月ぶち上げます。新刊本は対象外、図書館法、著作権法などの関係法令の壁に挑戦します。ご期待ください。

と書いたら、思った通り、かなりの反応がありました。渋川春海は、暦(生活)の観念を変え、スティーブジョブズや孫正義は、生活のありようを変え、会ったことの無い先達の姿を追いかけながら、私は、図書館の在り方を変えたいと思います。

道無きところに道をつくる、それがリーダーの役割だと思っていますし、僕の目指す先は、市民の皆さんの「快適」。お荷物だった市民病院の次は、目立たないけど、知的生活を送る上で極めて重要な役割を果たすことになる図書館。

久しぶりに、イノベーターとしてのやる気が湧いてきました。明日、こんなことも熊本で話します。では、良い週末をお過ごしください。
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by fromhotelhibiscus | 2010-07-31 22:03

【お知らせ】8月1日は熊本でシンポ&講演会

ひょんなことで、珍しく引き受けたシンポジウムと講演。どっちも、8月1日(日)、熊本市であります。

一つ目は、北京JAC15周年全国シンポジウムin熊本の分科会。 地域の活性化と「農産漁村女性」について討論します。これは8:30からです。まじめに話したいと思っています。


14時から、崇城大学市民ホール(熊本市民会館)で、『「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論』と題し、私の講演会が開催されます。MacBook Proを駆使して、今までに無い映像中心のトークセッション。一人では寂しいので、盟友、佐藤真一さんもお越しに。こっちは面白おかしく話します。
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こちらのほうは、隣県どころか、東京からもお越しになるようで、びっくり。ま、武雄の宣伝と割り切ろう。そうそう、熊本は大好きなまちの一つなので、今からとっても楽しみ。10年振りに訪れることになる黒亭もがばい楽しみ。では良い週末をお過ごしください。
by fromhotelhibiscus | 2010-07-30 23:18

平成22年度職員採用試験

今朝は、東京で目が覚め、一路、目黒へ。とある企業経営者と懇談。タクシーで移動中、JR目黒駅の真ん前で、橋本鳥栖市長を発見。えらく似てるな〜と思っていてよくよく目を凝らしていると、やっぱりご本人でした。世の中狭いものです。

目黒から羽田。ばたばた、飛行機に乗り込み、長崎県大村市へ。新幹線のパネラーとして。500人満員。武雄からも多くの皆さんにお越し頂いていました。僕からは言いたい放題。Mac、ツイッター、駅弁、新幹線手形、その他、マシンガンのように話しました(笑)。楽屋では、田上長崎市長といろんな話。また面白い動きになりそうです。


今日から、まず、一般の職員採用を始めました。武雄市名物のIUターンは後日開始しますが、大学生や社会人の方で、武雄市役所でぜひ働きたいというメールを頂きますが、武雄市役所は、

情熱無き人、
動かない人、
人の悪口を言う人、
勉強したくない人、
生活のためと考えている人、

については、絶対に門を叩かないでください。今年もまたかなり高倍率になると思いますが、うちの市役所は、この4年で大きく変わりました。まだまだ課題問題はありますが、ぜひ、一緒に働きましょう。心からお待ちしています。

稀代の天才政治家であるこの方も、今の武雄市はスゴい!!ってあちこちで話しておられます。
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by fromhotelhibiscus | 2010-07-29 22:49

飛龍窯工房で、夏の「風鈴まつり」

今朝から東京出張。とにかく、永田町も霞が関も暑かった。武雄と違って、四方八方から熱い綿で締め付けるような熱さでした。歩きに歩いて、おかげで、1キロ痩せました。明日は早朝から、目黒へ。企業経営者とお会いします。


武内町では、 竹古場キルンの森公園『飛龍窯工房』で、夏の「風鈴まつり」が開催中です。陶器の風鈴って独特な柔らかい音色がします。ぜひ、お越し下さい。


では、おやすみなさい。
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(画像はiPhoneです。かなり加工しました。)
by fromhotelhibiscus | 2010-07-28 21:08

おかしいぞ、民主党

一律削減で財源2兆円超=特別枠、政策コンテストで配分—概算要求基準を閣議決定

7月27日19時46分配信 時事通信
 政府は27日夕、臨時閣議を開き、2011年度予算の概算要求基準を決定した。国債費を除く一般会計歳出の上限を10年度並みの約71兆円とし、その枠内で徹底的な組み替えを行う。経済成長の実現に向けた元気な日本復活特別枠を設定し、規模は「1兆円を相当程度超える」と明記した。財源を確保するため、各省庁に一律1割の経費削減を求めた。要求は8月末までに提出する。
 概算要求基準によると、国会や裁判所などを除く各省庁が1割削減などを行った場合の経費合計額は22兆982億円で、これが事実上の要求上限となる。一律削減で、2兆3066億円の財源を確保し、特別枠や社会保障費などに充てる。特別枠は公開の「政策コンテスト」を実施して特別枠の配分を決定する。国債発行額は財政規律を保つため、約44兆円を上回らないよう全力を挙げる。
 菅直人首相は臨時閣議で、「国民目線、国益に立脚した予算の組み替えを断行し、経済成長や国民生活の質の向上を実現する」と強調した。 



こんなニュースが出ました。これっておかしいと思いませんか?

まず、自民党政権でもあった「特別枠」。これだけ税収が乏しいということになると、特別枠なんか設けずに、その分だけ減らすのが筋。

次に、自民党政権でもあった一律「1割削減」。これはさすがに民主党からも批判が出ているようだけど、予算の大胆な組み替えを行う。僕はそんなことできるわけないと踏んでいますが、例えば、ある分野の支出を30パーセント減らして、その分、あるいは節約分を引いた分を、他の分野に充てるっていう流れで言ってませんでしたか?

文脈は少し違うかもしれませんが、特別会計の大胆な見直しも、予算組み替え論として理解をしていたつもりですが。

さらにもっとおかしいのは、政策コンテスト。小学生の作文コンテストでもあるまい。予算査定を公開で行うのは賛成。であるならば、各省庁と財務省主計局で行う予算査定、折衝など、また、予算と比べればあまり目立たない税制要望、さらには、内閣法制局審査も「全て」公開で行うべき。何で、「政策コンテスト=公開、他の全て=非公開」というのは分からない。

また、藤井元財務大臣が、「各省大臣は要求大臣ではなくて査定大臣になれ!」って檄を飛ばしていたけど、今、私の知る限り、多くの大臣が、「もう自分のところは減らさない。」と言っています。これって、お役人が一番ほくそ笑んでいます。自民党と同じ要求大臣だもんね。現に、僕の霞が関の知人は、喜び勇んで、「やっと大臣を取り込んだよ。」と電話かけてきました。

これからの予算編成過程が心配です。
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by fromhotelhibiscus | 2010-07-27 23:26

ツイッターの可能性

今日、やられたと思いました。

近いうちに、防災関係でツイッターを使おうと思っていたら、気仙沼市役所が始めました。今朝の時事通信の配信ニュースで知りました。実際のサイトはこちらです

武雄市は水害常襲地であるし、火事もある。ツイッターがうまく機能するように、気仙沼市役所を参考に、政策部総務課で考えてほしいと思います。

今日もまた、朝から晩までびっしり。しかも、移動に次ぐ移動。つくづく、この仕事は体力勝負だと思いました。今日は早めに休みます。おやすみなさい。
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by fromhotelhibiscus | 2010-07-26 22:45

地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? (ちくま新書)に武雄市役所が。

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ちくま新書の最新刊、「地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? 」の第4章に、思い切り、僕と武雄市役所のことが載っています。

そもそも、なぜ、この新書に載っているか、分かったのかというと、ツイッターでした。ツイッターで、

@yuudashri3: 久繁哲之介「地域再生の罠」第4章の武雄市の事例読みました。”首長の意欲が役所を変える”に書かれてる事例興味深いです。いのしし課も樋渡市長の指示ですか? これからも頑張って下さい!

とありました。僕も相当アンテナ高いと勝手に自負しているんですが、知らなかった。実際、このツイッターの主は、

# 近藤勇次郎
# 現在地 山口県岩国市
# Web http://kondoyujir...
# 自己紹介 変えよう議会!次世代による地域活性で岩国をもっと楽しくをテーマに市議会議員目指し活動中の29歳(無所属。支持政党は日本創新党)趣味は食べ飲み歩きJazzその他好奇心旺盛。市内でICTサポート業しています。


という方で、かなり、面白い議員さんです。いつか会いたいなぁ。


最近は、ツイッターでいろんなことを知る機会が多くなりました。ちょっと古くなるけど、iPhone4発売は、アメリカで発表されたため、どの電子媒体よりも先に、アメリカ人ジャーナリストのツイッターで知ることに。恐るべし。


そうそう、この本。いいんでしょうか(笑)。こんなこと書いてあります。

本章(第4章)では、自治体固有の風土・文化を「固持」する自治体として岐阜県岐阜市を参照し、その「打破」に取り組む自治体として佐賀県武雄市をみていきたい。衰退が著しい岐阜市と、活性化した武雄市の違いを比較しながら本章を読み進めると、自治体固有の風土・文化を打破する必要性と方向性がわかるだろう。

と。

あと、

☆武雄市の気概あふれる行動を象徴しているのが「猪の駆除」である、
☆自治体固有の風土・文化の改革には、この「役所責任の明確化」と「市民目線のわかりやすさ」の2点こそが必要だと思う、
☆武雄市は、首長の意思決定を契機に役所の雰囲気が変わった、
☆観光地として再生した武雄市と、衰退する他自治体の「情報対応の差」に注目しよう、


など、初めて褒められた気分(笑)。他の自治体で極めて参考になる例が。また、良いことは、思い切りパクります!!


帯にも堂々と、「武雄市」とありますが、これが一番嬉しい。武雄市の知名度が上がること、これがブランド化につながっていくと確信しています。知られないとブランドにならない。ただ、僕は樋渡慶介ではなく啓祐です(とほほ)。

特に、悩める地方公務員の皆さんにオススメの本です。読みやすいし。
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by fromhotelhibiscus | 2010-07-24 22:47

ツイッターと冷房

ツイッターを試行錯誤使ってみた感想ですが、かなり使えるという確信に至りました。ただ、前も書いたかもしれませんが、昨年12月にアカウントをとって、途中、バカバカしくなり、3か月ほどほったらかし、という状態も経験しているので、誰しもがすぐに納得して使う、ということは思っていません。私の場合、雑感日記さんの影響が大きい。


最近では、昨日ですが、うちの職員とはこういうやり取りがありました。これは、ツイッター仲間(まだ会ったことありません)の田川市議会議員の佐々木さんのブログをご覧ください

武雄市の場合、17時に冷房が切れるとグングン気温が上がり、40分後には30度を超します。その中で、残業をやるということになると人権侵害とまでは言いませんが、能率が上がるわけがない。ただ、20時まで冷房時間を延ばしても7千円の支出増になります。

そこで、勤務能率を上げて早く帰って、その分の残業代(この世界では超過勤務手当と言います。)を減らしたほうが、かえって支出減になると踏んで、20時まで冷房OKの指示を出しました。

私としては、当たり前のことを当たり前のようにやっているわけですが、ただ、ツイッターという世界でのやり取りというのがインパクトがあったようで、ずいぶん、ツイッター界でも取り上げられましたし、今日は、佐々木さんの知り合いの共同通信、フジテレビ、日経の記者さんたちからも取材がありました。
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試行錯誤しながら使っていきたいと思っています。ぜひ、皆さん、アカウントを取って見てください。世界が広がること請け合いです。
by fromhotelhibiscus | 2010-07-23 23:44

ザ・マジックアワー

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最近、観た映画で良かったのは、三谷幸喜のザ・マジックアワー。賛否両論ある映画ですが、僕にとっては面白かった。

「命が惜しければ、五日以内に幻の殺し屋“テ゛ラ富樫”を見つけて来い!」

街を牛耳るホ゛ス・天塩(西田敏行)の愛人・マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後(妻夫木聡)。命の代償に伝説の殺し屋“テ゛ラ富樫”を連れて来ると誓うが、期日が迫ってもテ゛ラは見つからない。窮地に陥った備後が取った苦肉の策は、無名の俳優村田大樹(佐藤浩市)を雇って、殺し屋に仕立てあげることだった。

まるで映画のセットのような不思議な港町、守加護(すかご)で、すべてを映画の撮影だと信じ、伝説の殺し屋を演じ続ける村田。その俳優を本物の殺し屋だと勘違いし、雇ってしまう天塩。そして、自分の命を賭けて、2人の男をだまし通そうとする備後。果たして、<彼ら>と<彼らに巻き込まれていく人々>の運命は一体どうなるのか!?



セットの独特感、間合いの取り方、ストーリーの持って行き方、ハラハラドキドキ。好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、という映画でしょうね。特に佐藤浩市のダメダメ感は意外。新たな発見でした。
by fromhotelhibiscus | 2010-07-22 22:53

佐賀神木物語

今日のメインは、佐賀県市長会。佐賀県の場合、県内10市の市長が一同に会する集まりです。ツイッターでも予告していましたが、市長会のあり方(特に各市負担金)の見直しをしてほしいと要請。さらには、国保の運営は武雄市でも破綻寸前なので、古川知事が前におっしゃったように、県が対応するようにしてほしい、その旨、今度の知事と市長会との会議で話そうと言いました。
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市長会が終わってから、ランチの場や別の会議で、僕から、

佐賀県には武雄市を含み、いろんないわれのある木がたくさんある。例えば、一村一木ではないが、全市町から、神木を挙げてもらい、48か所集めて、48か所巡りのようにすれば、観光客の皆さん、県民の皆さんが廻りやすくなると思う。また、48か所全部廻ったら、武雄市は、何か記念品を渡してもいい。題して、佐賀神木物語か佐賀鎮守の森物語でしょうか。

その前段階として、武雄市役所から県内20市町に、神木あるいはいわれのある木のリストアップのお願いをしたい、

と発言。これは、結構ウケて、来年あたりには、佐賀神木物語(佐賀鎮守の森物語)のマップができて、四国のお遍路さんみたいになるかもしれません。その仕掛けもしたいと思っています。ひいては、武雄では三本の大楠に関連した民間団体もありますが、各地の団体や個人との交流も生まれることも期待します。
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今、あるものを活かす、しかも、上手くプロデュースして出す。予算はほとんどかからない。そこにあるもので新たな物語ができそうな予感。

(写真は岡山県美咲町の本山寺。お寺好きの僕としてもため息のでるようなたたずまいでした。)
by fromhotelhibiscus | 2010-07-21 23:05