2009年 10月 25日 ( 2 )

不毛地帯

今、最もはまっているのがこのフジテレビのドラマ。不毛地帯

大本営作戦参謀としての誇り、関東軍への説得、過酷過ぎるシベリア抑留、東京国際軍事裁判、ソ連兵との確執、一転、商社での戸惑い、防衛庁での権力闘争、戦闘機をめぐるどんでん返しなど、息をつく暇もないほど。

主人公である壱岐正は、ひたすら愚直に、お国のために何ができるのか、何をなすべきなのか、また、大義名分は何なのか、ということが行動の規範になっています。そのために生じる摩擦や妥協。

壱岐正さんが、政治家は大義名分がすべてという言い方をしますが、僕自身、役人時代からずっと、大義名分は最も大切なことと教わってきました。

唐沢さんが、小説よりもかなりいい男として描かれているのは別にして、かなり忠実。これから、ハードディスクに入れている第2話を見ます。
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今週は後半が東京出張。日程がかなりタイトなのですが、可能な限り多くの役人や国会議員の皆さんに会って協議してこようと思っています。

民主党になってかなり様変わりしたと、昔の同僚官僚の皆さんからメールや電話が入ります。樋渡市政としては、民主党でもどんな政権でも耐えうるような流れを作っておく必要があります。

今思えば自民党は曖昧模糊、民主党は快刀乱麻。それはそれで非常に分かりやすいのですが、ただ、気になるのは、内閣としての一体性・一貫性が無いのではないか。そういう風になっているのは、テレビで言い始めた政治主導ではなくて、政治家主導の原因があるんでしょうね。

また、民主党は選挙が何よりも大事だということになっていますが、こういった政権にぶれが生じているのは、政権としての大義名分が希薄だからではないかと思うこともあります。ただ、まだ政権が発足して半年も経っていないので、期待をこめて成り行きを見守りたいと思っています。
by fromhotelhibiscus | 2009-10-25 23:44

宮尾孝さん

優しい人でした。市長にならせてもらってからも、いろんな方と出会いましたが、この宮尾さんは特別な人でした。

決して悪口を言わず、シャイで、控えめな笑顔。人となりは、宮尾さんの盟友でもある風竿さんのブログをご覧ください

一昨年の東京ビジネスサミットのはけた夜。どこかに置き忘れたスーツの上着。財布も何もかも入れていたスーツ。そのときに、探し回っていただいたのが、宮尾さん。

深夜。季節はずれの暑い夜。ホテルで待っているあきらめかけていたへこんでいる僕に、僕の黒のスーツを大事そうに抱え、汗をかきかき息を切らした宮尾さん。一言かけていただいた言葉が、

探し物、楽しかったですよ。おやすみなさい。

それだけ。笑って去って行かれました。あれ以来、闘病生活に入られ、なかなかお会いできるときはなかったけど、市民病院の民間移譲問題のときも励ましていただきました。


今日、訃報を知ったのも、今さっき直ったパソコンを開いて風竿さんのブログから。

55歳。ガン。11月3日は宮尾さんのためにもがんばらなくてはいけません

合掌。
by fromhotelhibiscus | 2009-10-25 01:51