サザエのリゾット

仕事がら、外食が多いのですが、その一方で、家で夕食をとるように心がけています。

玄界灘のサザエが手に入ったので、はて、何を作ろう?

「簡単・早く・美味しい」というのが、目標。

そして、僕も名付けにかかわった橘町の献上米が好評なので、リゾットに合うかなと思って使ってみました。
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リゾットの場合、米は研がなくて済むし、僕は、水をスープ代わりに使うので、とても健康的だと勝手に思っています。ちなみに、今回、サザエは、炊いた後に、愛用しているBROWNのマルチクイックで細かいピューレに。塩は、オーストラリアの岩塩を直前にパウダーにしたもの。他は、にんにく半かけ、少量のオリーブオイル(ラウデミオ)、チーズ(今回はスモーク)だけ。

水をスープにするパターンでは、ピューレは最後のプロセスで。最初から入れると、風味が飛ぶし、色が悪くなってしまいます。


リゾットは、イタリアンの中でも面白く、最後の味付けを予想しながらの料理で、終わったら味付けができません。というのも、最後の最後、混ぜると、空気が抜ける上に、米が粘って美味しくない。

たった20分。予想以上に、橘町の献上米、リゾットに合いました。米そのものが必要以上にネバネバしないので、合うんでしょうね。次は何を作ろうかな。
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先日、オリーブオイルのことを書いてから思い出したのは、学生時代にスペインを旅した時に、入ったレストラン。

オリーブを絞ったのを、直前のサラダやリゾットに振り入れるわけです。未だにあのときのフレッシュで濃厚な香りは鼻の奥に焼き付いています。あれだったら、武雄でできるかもしれません。
by fromhotelhibiscus | 2009-06-30 20:32
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