安全保障

いろんな本を手当たり次第に読みます。今回は飛行機の中では安全保障。

杉山隆男の「兵士に告ぐ」
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そして、話題の小林よしのりの「平成攘夷論」
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どちらも安全保障、日本という国を考える意味でためになりました。「兵士に告ぐ」は杉山スタンス。日米関係を見たかと思えば、自衛隊部隊の個人、そして、配偶者にいきなり飛んだり。

ジェットコースターみたいな感じで、最後になって杉山さんの語りたかったこと、その全体像が分かります。こんな本を書ける人は他に知りません。映像でも杉山スタンスを再現するのは不可能でしょうね。


もう一つの「平成攘夷論」。日本の現在の知識人レベルでは太刀打ちできない迫力。「現代人も攘夷の気概を持て!」という小林さんの思想に反論できる知識人が出てくるかどうか見もの。もはや小林史観を通り越して、小林哲学になっています。

どちらの本もお薦めです。今、思うに、高校時代や大学時代にこういう本を読みたかった。あの頃は小難しくて机上の空論の本ばかり。ほんと、今はいい時代だなぁって思います。
by fromhotelhibiscus | 2007-07-18 23:28
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