武雄市の奇跡を佐賀県の奇跡へ

本日(10日)をもって、知事選が終了しました。17日の長き間、皆さんには大変お世話になりました。今日は最後の街頭演説だったので、大きな、こんな話をしました。


「前進か、それとも停滞か」。今回の知事選の争点は、ただこの一点であります。

多くの日本のまちが、人口減少や不景気に直面しています。佐賀もまた、多くの課題を抱えています。しかし佐賀には、日本でどこよりも住みやすいまちになる。かつてそうであったように、佐賀から日本の明日が生まれていく。その力があります。

9年前、私が武雄市長になったときは、武雄市は財政破綻一歩手前でした。中心街の商店街はシャッター通り。子どもたちは、福岡や長崎、東京や大阪に出ていってしまう。そんなまちだったんです。

市長就任後、100億円近くの借金を返しました。企業誘致に成功し、新武雄病院をつくり、リニューアルオープンした武雄市図書館は、1年あまりで100万人の観光客が訪れてくださるようになりました。人口はプラスに転じ、「全国で住みたい田舎ランキング」では第5位に選ばれました。地域行政の世界では「武雄市の奇跡」といわれます。テレビや新聞では大きく取り上げられ、全国の自治体や企業から視察が絶えません。

しかし、決して特別なことをしたわけではないんです。もともと我々が持っている財産を活かして、少しだけ発想を変えてみる。できない理由を探すのではなく、できる方法を見つけて、同僚職員、市議会、そして市民みんなで徹底的にやりきる。その繰り返しにすぎません。

私は佐賀を、どこよりも魅力あるまちにしたい。そのために必要なものは、すでに私たちが持っているもの、先祖から受け継いできたものの中にあると思います。

引き継いでいくものは、しっかりと引き継いでいく。変えるべきものは、時代に合わせて、より良い形に変えていく。子どもや孫の世代にツケを払わせることなく、より良い佐賀を、我々自身がつくって、次の世代に託していく。そのための前進の歩みを、止めてはならない。

今度、武雄市の奇跡を、佐賀県の奇跡に広げていきたい。佐賀で暮らしたい、佐賀で子供を育てたい、誰もがそう思える佐賀。子どもやお孫さんたちと一緒に、誰もがイキイキと暮らせる佐賀。その未来予想図に向かって、みなさんたちの夢を形にしていく。それが政治の役割であり、佐賀県の明日をつくるための前進にほかなりません。

佐賀県の前進に向かって、どうかみなさんのお力をお貸しください。みなさんの夢を、佐賀県の明日につなげてまいります。17日間の佐賀県知事選、誠にありがとうございました。感謝いたします。

d0047811_2219309.jpg

by fromhotelhibiscus | 2015-01-10 22:19
<< これからについて さあ、ラスト >>