農業政策について

今日、県政公約の会見を行いましたが、農林水産業については質問がありませんでした。

農林水産業については、私が言うまでもなく佐賀県の基幹産業です。この産業の活性化無くしては地域創生はありません。

その中で、今回は農業のことについて書きたいと思います。市議会の一般質問やインタビューでは答えていますが、私は農業は大きく2つに分ける必要があると思います。

一つは、国土保全としての農業、コミュニティー維持のための農業。これは、田んぼがあり、畑があり、そこに集落があることで、一定の目的が達成されるのですが、これは零細のほうがむしろ良いと思っています。そこには一定の補助金があって然るべき。中山間地対策はむしろこちらのほう。

もう一つは、農林水産業としての農業。高付加価値の高く売れる農業。武雄市では、5億円の経済効果を生んだと言われているレモングラス、今年の秋から試験販売を始めたライチ、そして、リュウガンなどのトロピカルフルーツ。また近いうちにアボカドが出荷されます。これらについては、殆ど、あるいは全く農薬を使っていません。これらについては、早くても百貨店等から注目を集めています。高く売れるでしょうね。

私事ですが、私には苦い経験があります。それは、温州みかん。昭和50年代、私が小学校時代、うちは兼業農家でみかんを大量に作っていました。隣のお家も、その隣も、温州みかん。最初は絶好調に売れていたみたいのですが、あれよあれよという間に、うちの裏山にはオレンジ色のみかんの山。それが異臭、悪臭を放ち、しばらく、みかんが食べることができなくなりました(しかし、妹は意に介さず、手が黄色くなるまでむしゃむしゃ食べていましたが。)。

そんな経験から、人と同じものをつくっても決して儲かることは無いし、かえって、損をする、というのは、みかんの山を見て学んだこと。だから、私は、市役所の反対を押し切ってまでも、レモングラスに力を入れました。幸い、市議会与党会派が、どんどんやれ!ということだったので、最初からやりやすかったのですが。

話は飛びましたが、そうなんです。人とあるいは他の地域と違うことをやること。これが農林水産業の場合は、6次とかなんとか言う前に大事なんです。これを農業生産者の皆さんがしっかり踏まえて、武雄産のパクチーが市内でも市外でも流通を始めて、既に、一定の成功を収めています。

こちらの農業には、行政は補助金よりもむしろ、1円でも高く売るための流通経路の確保など、農業生産者単独ではできないことを補完的に行う必要があると思っています。

私が佐賀県知事になったら、市や町と連携して、これら2つの政策を強力に推し進めていく所存です。

取り急ぎ。
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by fromhotelhibiscus | 2014-12-15 23:10
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