【書評】セブン-イレブンだけがなぜ勝ち続けるのか (日経ビジネス人文庫)

セブン-イレブンだけがなぜ勝ち続けるのか (日経ビジネス人文庫)

成田ーNY便で何冊か本を読みましたが、この本はその一つ。話は変わりますが、最近、本は全然持ち歩いていません。自炊するか、iBooksでダウンロードした本や漫画がiPadairにてんこ盛り。映画もiTunesからダウンロード。これはとても便利ですね。本だけでも数えてみたら50冊くらい入ってますし。

さて、この本。以前、セブン-イレブンの幹部や流通関係のメディアの人たちと話をした時に、セブン-イレブンの戦略は「ハズレが少ないんだよなー」って言ってましたが、それは、鈴木敏文会長の名著「売る力」を読めばその一端は分かるんですが、この本は1つの企業を40年にも長きにわたって見続け、著者の卒業論文として世に出されたもの。著者しか知り得ないエピソードもかなり入っています。

セブン-イレブン。売上は3兆円をゆうに超し、ローソンとファミマを足してもセブンに追いつかないという一強多弱状態。最近では、セブンカフェ(100円コーヒー)が成功するなど、様々な仕掛けを続けていて、それがなぜうまく行くのか。

気がつけば、全くセブンがなかった四国にもどんどん出店、武雄市でも増えていますが、沖縄は私が見る限り無かったんですが、なぜ、そういう出店をするのか。いつの間にか、キャッチフーレズが「近くて便利」となっていたが、その理由と意味。

あれだけセブンがまわりにあって、他のコンビニと比べみても、業績が際立って良いのか、など、いくつもの疑問が、コンパクトに分かりやすく解き明かされます。これは、私たちのように「政策を商品」と考える企画集団にとっても、気付かされる点が多々ありました。

鈴木さんの後継問題、ゴミの問題など全然触れていませんが、それを差し置いても、読むに値する本でした。
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by fromhotelhibiscus | 2014-10-06 07:42
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