うちは副市長が要です。

今日、臨時議会の閉会日。議長は杉原豊喜、副議長は吉川里己、議会運営委員長は山口昌宏各氏。議会はこれらのポストを三役と言いますが、これほど強力な布陣は9年目の私にとっても初めて。武雄市政の前には問題課題が山積している上、教育革命など並行して遂行するため、議決機関としての議会に期待します。
うちは副市長が要です。_d0047811_21501735.jpg
そして、副市長の再任の同意を全会一致で頂きました。あまり知られていませんが、副市長と教育委員は議会の同意人事になります。どんなに優れていても、議会の同意が無いと副市長にはなれません。

前田敏美副市長。少なくとも佐賀県内ではナンバーワン、全国的に見ても私が知る限りベストの補佐役。武雄市役所の場合、市長である私は企業でいうところの会長兼CEO。大きな方針を示し、その上で、市議会への説明、記者会見、取材、また、大型案件の交渉などは私の仕事。

副市長は社長兼最高執行役員。人事権、予算編成権を有しています。だから、市役所というピラミッドの頂点は副市長。僕はそのピラミッドの横にいる感じ。水平的補完関係にあります。副市長以下職員ができないことは私がやるし、私が出来ない、例えば、条例案や予算案など議案を作り込むのは副市長以下職員の仕事になります。しかも、前田副市長と僕は同じ部屋。たまに息苦しくなりますが(笑)。

なぜ、武雄市は躍動できるのか。なぜ、市民病院の民間委譲、武雄市図書館が成功し、さらには教育革命に踏み切ることができるのか。それは前田副市長という希有な社長・大番頭がいるから。その前田さんとまた4年仕事ができるのは嬉しい。全会一致で認めてくれた議会に感謝したい。

by fromhotelhibiscus | 2014-04-23 21:50
<< 【書評】仕事に効く 教養として... 私の問題意識(官民一体型小学校... >>