矢祭町

僕が自治体で勤務していることもあり、他の自治体で気になるところはいくつかあります。その中の一つが福島県矢祭町(ここのHPは使いづらい。)

20日の「報道ステーション」にこの町の行財政改革の取組が出ていました。
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スゴイって思ったのが、徹底した経費削減をやりながら市民サービスの向上を図っていること。

具体的な経費削減は、町の職員を最盛期から半減、人件費も抑制、補助金も数十%削減、議員も3割?削減。その結果、企業誘致も上手くいったことも合わさり、財政調整基金(町の貯金)が倍増というストーリーでした。

行政サービスの向上で言えば、土日開庁サービスはもちろん、職員の自宅を臨時出張所に仕立てあげたり(職員が百人いれば百の出張所ができるわけです。)、上の財政調整基金を切り崩して、3人目の子どもが生まれたら100万円プレゼントしたり、やっているわけです。


それ以外で、僕が面白いなぁって思ったのは、編集の問題かもしれませんが、人件費の抑制を打ち出したときに、町長が総務課長と同じ給料に落としたんですが、一般職員の給料に手をつけなかった(据え置いた)ことで職員の士気が向上したというクダリ。職員がせっせと床を拭いたり、トイレ掃除やったり、それは映像の力もあってなかなかの迫力。

反面、僕自身、土日も無いトップがむやみやたらに自分の給料を引き下げるというのは反対です。そんなことしたら、本当になり手がいなくなる、という僕の持論はさておき、矢祭町長のコメントがふるってました。

「今までの公務員は一つの仕事を三人でやっていた。矢祭町は三つの仕事を一つでやる。」

「行財政改革はやればできる。全国の自治体ができないのはやらないだけだ。」


当事者として、いろいろ考えさせられました。

(画像は広報課M君の作品です。)
by fromhotelhibiscus | 2005-09-21 12:13
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