ピンクの石棺が動くぞ!

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去年の9月21日にこんなメールを毎週月曜日の朝市長公室内に送っていました。今はブログに肩代わりさせてもらっています。

市長公室の皆さんへ←樋渡 拝

(前略)それは、今城塚古墳の売り出し方です。市内ですら、講演したときに、「イマシロヅカ・コフンって知ってますか~?」と聞いても、ノーリアクション。東京では認知度0という悲惨な結果に。こりゃ、教育委員会などがいくら頑張っても無理だなぁって思いました。たとえ、以前NHKスペシャルに大々的に取り上げてもらいましたが、ほとんど効果がないんだなぁって実感。世の中厳しいです。

そこで、JRグループが「三都物語」として、京都・大阪・神戸とセットで売り出したあの企画を思い出しました。そういえば、その当時、私は東京に住んでいたのですが、神戸に対してはほとんど認識がありませんでした。

神戸の関係者の方には悪いんですが、ちっぽけな地方の港町という認識くらい。これが大多数の関西以外の人たちの思いかなぁって感じるんですが。それが三都物語で一変。「あ~、神戸という街は、あの大阪・京都に並ぶんだな。」と認識することに。

聞くところによると、神戸人はあのごちゃごちゃした大阪といっしょに並べられるのはイヤ!っていうことらしいんですが、観光振興という観点からすると、最も効果が上がったのは、この二つの都市と比べると「ブランド力」で劣る神戸だったのではないかと思います。


イマシロヅカ古墳に話を戻しましょう。本当?は継体天皇陵であるイマシロヅカ古墳を、「同じ」前方後円墳で大和時代初期の古墳でどの教科書にも載っている「仁徳天皇陵」や「応神天皇陵」とセットにして、「三王物語」とか「三陵物語」として、アピールするのはどうでしょうか。

これらの古墳が位置する堺市や藤井寺市に仁義を切る必要がありますが、これを契機に、面的な整備、観光ルートの開発が何も理屈が無いときよりははるかにしやすくなると思います。イマシロヅカ古墳単独の周辺整備でも、「あの仁徳天皇陵」と同じです!!と売り出せるし(笑)。それと、市営バスを堺や藤井寺に貸切の観光バスとして飛ばすことはすぐにもできますね。短期・中期の双方の施策展開が可能だと思います。

要は、この話はブランド力で劣っているものは、強烈なブランド力を持つものとセットで売り出すに限るという「小判ザメ理論(僕が勝手に言っているだけです。)」の実践編です。市内だけでちまちま観光ルートを作るよりも、はるかにこちらのほうが効率的・効果的だと思います。この考え方の延長線上には、歴史財に応じて、京都と奈良など、「外」の強烈ブランドと組むべき、と考えています。市内や市役所だけで考える時代は終わっています。

広範なご意見をお待ちしています。
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このメールが僕のブランド論の原点になる発想なんですが、明日(28日)、いよいよ、「今城塚古墳で古代を体感 千人で運ぶ大王の石棺」という大イベントが開催されます。

僕のこの部内メールがきっかけとなった(随分メールとイベントの中身は違いますが)ようで、かなり嬉しいです。明日もまた妻と参加します。総合調整室の上田石棺さん、本当にご苦労さまです。明日期待しています。

(画像は愛知万博です。)
by fromhotelhibiscus | 2005-08-27 13:33
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