北川元三重県知事の講演

業績を残した人の講演を聴くのははホント参考になります。以前、私が敬愛してやまない市内の若手経営者からお借りした「北川元三重県知事の講演CD録」をやっと聴きました。Nさん、長い間借りていてすみませんでした!
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さて、もともとこの御仁は、マニフェストを提唱したり、シャープを三重県に呼んであっと言わせたり、政策評価制度を構築したり、その業績は枚挙にいとまがないほどです。

僕自身も、氏の語り口の明快さから一定の尊敬はしています。この講演録で「はっ」と思った、あるいはやられた!って思ったのは次のフレーズ。

●北川元知事の講演●

シャープを三重県に呼んだときに、巨額の補助金のほか、ワンストップサービスを実現した。単に役所の窓口をワンストップするのではなく、実際に県庁の職員を2人、シャープに派遣して、自由に使ってくれとシャープ側に言った。

この2人は、国土交通省相手に民間企業が行うと5年くらいかかる手続をあっという間にやって、シャープの中の評価を勝ち得た。この2人のすごいところは、※◇の案件は本庁の課長、知事にたらいまわしの相談するのではなくて、「私は・・・する。」と一人称で語れる職員だったということ。

役所が普通こういった相談するというのは、役所の窓口でしかも9時-5時だけで型どおりで終わるけれど、この2人がこういった成功例を出すと、この9時ー5時と当たり前に思っていたことが、古き「悪しき」慣習となっていく。他方で、シャープの意思決定の強烈なスピード感を県庁として学べたのは本当に良かった。・・・



という中身のときに、僕自身が次のタマ(政策)として考えていたことをさすが早いところやっているわ、すなわち、職員を2人くらい派遣するくらいの強烈さが無いとダメなんだというのを知って、却ってほっとしました。意思決定の速さとやる中身の強烈さ。
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この北川さんやうちの市長も話していますが、組織運営は「管理」ではなくて、「経営」だということ、そして、「プロセス」よりは「結果」がもっと大事だということかなぁって思っています(とはいっても、たいがい、いい結果のときはいいプロセスがあります。)。

(画像は愛知万博です。)
by fromhotelhibiscus | 2005-08-22 15:46
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