公立図書館館長、上山信一さんの意見

今日は朝から、県下一斉美化運動で、私は住まいの地区の公園で草むしり。毎年思いますが、ほんと、地域住民の皆さんが、よく集まってくださいます。runningで12キロ。既に30℃前後。甘かった。最後はプチ脱水症状。最後の最後は歩いていたら、小学生から、玉葱もらいました(笑)。自分ちの畑で作って自分も手伝っているので、ぜひ、食べてほしいとのこと。しっかり頂きました。ありがとう。


市長就任時から、おかげさまで沢山のメールを頂くんですが、その中で、東北地方の公立図書館館長さんからのメール(ご本人の許可をとってあります。)。

はじめまして、こんにちは。お忙しい所を失礼いたします。私は、地方都市の公立図書館で館長の任を仰せつかっている者です。日本図書館協会(日図教)の見解ではありませんが、ニュースを拝見するにつけ、私の立場で、簡単に申し上げたいことをお伝えできればと思い、メールさせていただきました。

私は、直営館の館長であり、公務員ではありますが、いわゆる民間出身者として、公募で採用された館長です。身分も任期付き公務員、5年間という任期があります。以前は、指定管理者制度下での図書館で働いておりました。その立場から申せば、樋渡市長の仰ることも日図協の見解も共に実際の勤務経験と照らし合わせて受け取ることが出来ます。

個々の事を改めて列挙する煩を避けて申せば、最終的に決定されるのは武雄市民の方々、これは市長ご自身が仰っている事かと思いますが、そうなると私も思います。時を同じくして、偶然ではなく必然であると受け止めてますが、神奈川県の臨調で警察と学校以外の公共施設、県立図書館も含め全廃の答申が出ましたが、これも、神奈川県民が、それでよいという意見であれば、そういう選択肢もあると思います。

『図書館戦争』の話までご存じか分かりませんが、「図書館の自由」というのも、図書館の世界で作 られ受け継がれてきたルールです。時代とともに変わることもあってよいのだと思います。私の考えでは、やはり、直営館は対利用者サービスの面で民間に及ばない所があるように感じます。いろいろ研修等を行ないますが、「身が入っていない」感覚は拭えません。そこを民間の経験のある私に何とかしろというのが使命なので、悪戦苦闘中ではございますが。

指定管理者制度で運営される図書館の方は、私の知る範囲では、より司書資格の有資格者を求める傾向にありました。日図協の見解にもあったかと思いますが、「専門性の確保」、そこに配慮した結果かと思われます。ただ、ご存知かと思いますが、司書資格 というのは取得しやすい資格です。資格はあっても、というペーパードライバーのような方が大多数なので、実際は、やはり、図書館での勤務経験が専門性に結びつくように感じています。あとは申し上げるまでもなく、サービスの拡充と採算性という相反する面を、どう調整するかという所があり、館長はもちろん、会社の営業サイドにも、図書館経験のある人が入っているかどうかで、違いが大きいように感じておりました。

すみません、簡単にまとめようとしたのですが、長くなってしまいました。私の狭い範囲の見聞でのことですので、全く意味のない事であったかも知れませんが、ひと言申し上げたく、メール させていただきました。誠に失礼をいたしました。



さらに、大阪府と大阪市の特別顧問の上山信一さんのblog。やっぱりよく分かっておられる。現場と理論とその狭間で、よりよき解を見つけ出すという意味でも。

もちろん、両者とも私の礼賛一色ではありません。耳を傾けるべきご意見もあります。これがありがたい。今回の新図書館構想でよく分かったのは、現場を知らん人たちの罵詈雑言があまりにも多いこと。新図書館構想のTwitterのハッシュタグは、まさに2ちゃん以下というか未満。2chの信奉者に怒られました。我々は、あのハッシュタグほどひどくないぞと(笑)。

ともあれ、ご両人の他にも、沢山の良い意見を頂きました。多聞第一、そして万機公論に決すべしです。今回の新図書館構想は、図書館設置条例案の改正、指定管理者としての契約などはすべて、議決事項。市議会で十分な議論、前向き、後ろ向き、大歓迎です。

明日から6月市議会が始まります。
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(写真は玉葱の小学生とは関係ありません。)
by fromhotelhibiscus | 2012-06-03 21:06
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