チーム武雄から「チーム日本」へ

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今朝8時に、陸前高田市をボランティア支援する「チーム武雄」第5陣が出発。今回は第5陣で終了。
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建設業協会の皆さんを加えると、総計120名の武雄市民、武雄市職員、議員の皆さんが、陸前高田市でボランティア活動。回を追うにつれ、見送り、出迎えの人数も増えていきました。
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そして、今日は最後の見送りとあって、一番の盛り上がり。市役所側からは、山田つながる部長と蒲原市民協働課長が。同級生コンビです。


今日は、このブログをご覧頂いている全国の皆さんにお願い。

武雄市では、このように、市民主体のボランティアバスを陸前高田市に出させてもらいました。役割分担としては、行政(市役所)が移動手段のバスを提供し、個人は、宿泊費と食費は負担するというスキーム。必ず、市役所の担当者が乗り、被災地(我々の場合は陸前高田市)のボランティアセンターとの調整を行うというもの。このバス制度のメリットとしては、「行きたいけど、個人じゃなあ。」「移動の費用までは出せない。」などに応えることができること。

被災地支援の「チーム武雄」といえども、大河の一滴にしか過ぎない。僕も被災地ボランティアに従事して痛感したし、行った皆さんからも報告を受けましたが、ボランティアの数は圧倒的に足りない。ボランティアに恵まれていると言われている陸前高田市でも足りない。ましてや、他の地域はもっと足りないだろうと。

そこで、ぜひ、お住まいの市役所や町役場を突き上げてください。ボランティアバスを出してほしいと。僕は僕で、いろんな場面を通じて、非被災地の首長や議長にはお願いにまわります。

武雄市では、これを単発に終わらせず、来年も再来年もしつこく、「もう来なくていい!」と言われるまで、陸前高田市、気仙沼市、そして、仙台市の被災地支援を行って参ります。

市民主導のボランティア「チーム武雄」が、国民主導の「チーム日本」になって、被災地(者)をサポートする。それが、今の被災地、そして、日本に最も求められていると思います。国会議員も政府も、私から見て全然動かない状況の中で、自治体、そして、自治体の構成員である市民の皆さんが水平的に動く。僕はここに光明を見いだしたい。一つの灯が燎原の火のようになることを重ねて祈ります。

「チーム武雄」第5陣の皆さん、朝晩は大分冷え込んできています。くれぐれも無理の無い範囲で頑張ってきてください。皆さんたちは、我々、武雄市民の誇りです。
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by fromhotelhibiscus | 2011-10-10 16:25
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