副市長とは

副市長とは、「市役所の役職の1つ。市長を補佐し、市の行政の事務を監督する特別職の地方公務員。市長が欠けたときにはその任務を代行する。2007年から従来あった「助役」という名称から変更された。また、役割も強化された」とのことですが、平たく言えば、市長は会長兼CEO(最高経営責任者)。副市長は社長兼COO(最高執行責任者)兼CFO(最高財務責任者)というイメージを僕自身持っています。

武雄市役所は、よく勘違いされますが、権限の多くは、副市長である前田さんがグリップしています。予算、人事、議会対策その他もろもろ。僕の役割は、市政の重要事項の決定、そして、それを示して、その方針の修正、撤回のときが出番。それと、交渉(外交)と広報は、僕の専権。しかも、部屋は一緒。役割分担をしながら、統一感を持つ。でも、これって結構珍しいみたいで、多くの市町は、市長に対して過度に権限が集中して、クリエイティブな発想や交渉ができにくい。この体制があったからこそ、市民病院の民間委譲を成功裏におさめることができたと思っています。個人の能力だけに頼るのは危険すぎる。

僕は今の体制は理想だと思っています。それも、身内で言うのもなんですがね、前田さんが、超人的な能力の持ち主だからというのも大きい。こんな副市長はどこにもいない。


前置きが長くなりました。副市長って役割は思う以上に大きいんですよね。で、今朝の西日本新聞にどかんと。よく見れば、僕の名前まで。副市長の重さを知るからこそ、内閣府官僚で僕の後輩の久保田崇さんを内閣府を説得して、陸前高田市長の補佐役、相談役として、活躍してもらうことにしました。

久保田さん、頑張れ。そして、久保田モデルが広がることを期待します。
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by fromhotelhibiscus | 2011-10-05 22:10
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