42.195キロ走ってみました

先週、フルマラソンやりました。しかも、一人で。10月30日(日)の大阪マラソンのちょうど1か月前で、5時間空けられるのは、この日と定めて走りました。

コースはこちらですが、すべて武雄市内。赤穂山トンネルと犬走峠と2回の峠越え。赤穂山が100メートル、犬走峠は150メートルの標高。

誤算だったのは、気温。大阪マラソンの朝9時スタートに合わせて、武雄市の西浦交差点を9時にスタート。この時点で26℃。最初は、調子良かったんですが、毎時5キロのペース。しかし、誰しもが言うように、自分のペースを守れ、特に前半は、ということで、無理矢理、毎時6.5キロに落としてというか、いつものペースで、黙々と走るようにしました。給水ポイントは、自動販売機。走る前に、販売機の位置は把握しているので、5キロごとに取るようにしましたが、調子に乗って、10キロ走っても何だか快調なので、あまりスポーツドリンクは取らず、塩タブレットも控え目に。

今思えば、ここがダメだったかも。体に水分が染み渡るまで15分はかかるということらしく、喉が渇いてからの給水は遅い、ということを聞いたことが(ほんとかどうか分かりません。)。しかし、体がいつもより軽く、iPodの選曲がいいので、疲れ知らず。目標の5時間切りは楽勝と思っていました。

20キロを越しても快調。しかし、25キロ時点で異変が。30℃を超して、とにかく喉が乾く。ここで、スポーツドリンクカブ飲み。ドリンク依存症と化しました。3時間を走り、12時を超したので、コンビニでゼリー系のスポーツフードをチューブでかき込む。これはいいですね。

しかし、今まで最長だった30キロを超した時点で、脚が動かなくなりました。とにかく止まると再スタートを切ることはあり得ないので、歩いては走る、という感じ。4時間を超して、音楽も飽きたので、ひたすら、何も考えずに走る、走る。そして、飲む、飲む。間違ってコーラを買ってこれも一気飲み。途中棄権は2回ほど考えましたが、ここで中断すると、また、昔のヤメ癖に支配されそうなので、終わってからの楽しいことを想像して走りました。

しかし、人間、現金なもので、残りが7キロくらいでまたまた元気に。やっぱり、蜃気楼の先でもゴールが見えると、頑張れるもの。それと、逆説的だけど、目標の5時間は40キロの時点でアウト。これで何だか楽になりました。
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42.195キロ走り終わった直後は、もう二度と走るものかって思ったんだけど、しばらく、休むとまた走りたくなります。タイムは5時間13分。心配していた筋肉痛やマメも無し。これは日頃からぼちぼち走ってるからでしょうね。大阪マラソンは5時間切れるかどうか分からないけど、ベストを尽くしたいと思います。

それにしても、これを書いているときは、まだ走り始めていませんでした。1年前の10月末に走り始めた時は、たったの40メートル。既に息切れ。この日を境に、僕の一番苦手なコツコツボチボチで、フルを走れるまでなりました。もちろん、苦行勤行では続かず、楽しいからやっているんですが。

では、明日(9日)は筑後川マラソン(ハーフ)、頑張ってきます。
by fromhotelhibiscus | 2011-10-08 22:50
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