残業禁止令

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今日から一般質問。市役所としてどう節電するのか、という質問があった際に、前々から言おう、言おうと思っていたことがありました。それは残業禁止。

7月1日(金)から8月31日(水)まで、武雄市役所では原則残業は禁止します。具体的には、勤務時間が17時15分までなので、この時刻で28℃冷房は切り、17時45分までに全員退庁、消灯とします。例外は突発時の災害のとき私たち執行部と担当職員が参集したときのみ。しかし、17時15分以降であっても冷房は入れません。

とにかく徹底的にやります。僕は総務省時代、残業しまくりでした。国会待機も含めて仕事の効率が上がったかと言えばそんなことは無い。自分の半生を反省しながら語りますが、与えられた時間で仕事をこなすのがプロフェッショナルと思うんです。そうなれば自ずとムダな仕事はしなくなるし、集中力が増す。家庭での時間、地域活動の時間が増えると、個人、家庭、地域にとってもプラスになる。


数字で言いましょう。

節電効果は実は大したことない。去年の実績ベースで、2か月間で、114,560円の節減。それよりも驚いたのは、残業代。公務員の世界では超過勤務手当と言いますが、15,911,640円の節減!!

節電+残業代で、1千6百万円です。1年ではなく2か月で。これを見逃していた自分を反省しています。すみません。もちろん、必要な残業はあるのは理解できますが、それにしても、不況の中、この数字はデカ過ぎ。

今日、答弁後、職場から、必要な残業はすべしという意見もありましたが、これを認めると、必ず、穴は拡大解釈として広がっていきます。まず、原則を貫きたいと思います。
by fromhotelhibiscus | 2011-06-16 23:08
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