おかしいぞ、民主党

一律削減で財源2兆円超=特別枠、政策コンテストで配分—概算要求基準を閣議決定

7月27日19時46分配信 時事通信
 政府は27日夕、臨時閣議を開き、2011年度予算の概算要求基準を決定した。国債費を除く一般会計歳出の上限を10年度並みの約71兆円とし、その枠内で徹底的な組み替えを行う。経済成長の実現に向けた元気な日本復活特別枠を設定し、規模は「1兆円を相当程度超える」と明記した。財源を確保するため、各省庁に一律1割の経費削減を求めた。要求は8月末までに提出する。
 概算要求基準によると、国会や裁判所などを除く各省庁が1割削減などを行った場合の経費合計額は22兆982億円で、これが事実上の要求上限となる。一律削減で、2兆3066億円の財源を確保し、特別枠や社会保障費などに充てる。特別枠は公開の「政策コンテスト」を実施して特別枠の配分を決定する。国債発行額は財政規律を保つため、約44兆円を上回らないよう全力を挙げる。
 菅直人首相は臨時閣議で、「国民目線、国益に立脚した予算の組み替えを断行し、経済成長や国民生活の質の向上を実現する」と強調した。 



こんなニュースが出ました。これっておかしいと思いませんか?

まず、自民党政権でもあった「特別枠」。これだけ税収が乏しいということになると、特別枠なんか設けずに、その分だけ減らすのが筋。

次に、自民党政権でもあった一律「1割削減」。これはさすがに民主党からも批判が出ているようだけど、予算の大胆な組み替えを行う。僕はそんなことできるわけないと踏んでいますが、例えば、ある分野の支出を30パーセント減らして、その分、あるいは節約分を引いた分を、他の分野に充てるっていう流れで言ってませんでしたか?

文脈は少し違うかもしれませんが、特別会計の大胆な見直しも、予算組み替え論として理解をしていたつもりですが。

さらにもっとおかしいのは、政策コンテスト。小学生の作文コンテストでもあるまい。予算査定を公開で行うのは賛成。であるならば、各省庁と財務省主計局で行う予算査定、折衝など、また、予算と比べればあまり目立たない税制要望、さらには、内閣法制局審査も「全て」公開で行うべき。何で、「政策コンテスト=公開、他の全て=非公開」というのは分からない。

また、藤井元財務大臣が、「各省大臣は要求大臣ではなくて査定大臣になれ!」って檄を飛ばしていたけど、今、私の知る限り、多くの大臣が、「もう自分のところは減らさない。」と言っています。これって、お役人が一番ほくそ笑んでいます。自民党と同じ要求大臣だもんね。現に、僕の霞が関の知人は、喜び勇んで、「やっと大臣を取り込んだよ。」と電話かけてきました。

これからの予算編成過程が心配です。
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by fromhotelhibiscus | 2010-07-27 23:26
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