新武雄病院開院式

今朝は起きたときから土砂降り。あ~あ。せっかく、民間移譲された新武雄病院(旧武雄市民病院)の開院式の日なのに。しかも、先週の天気予報を信じて、外で除幕式(笑)。

その雨で、布が濡れなかなか剥がれず、大変でした。
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僕が思ったのは、この礎を築いた蒲池真澄池友会会長のこと。

旧市民病院時代、最初軌道に乗せるのが大変だったときのこと。一昨年の8月、蒲池さんから、

「市長さん、一緒に院内回ろうか。」

今と違い、活気の無いときのこと、一緒に回っていた蒲池さんが、急に声を荒げ、診察をしていた若い医師に対して、

「こら!きさん(貴様)。」

とその医師の胸倉をつかんでぐるぐる回す。僕や診察を受けていた患者さんは何が起こったのか、わからず、その事態を呆然と見守っていたわけですが、蒲池さん、

「きさん、患者様に対して我慢してくださいというのは何事だ。」

「きさん、お前の仕事は、患者様の痛みをなくすこと、血が出ていたら止めること、そして、不安を安心に変えることだ。分かったか!!」と激高。

慌てふためいた患者さんが、蒲池さんを止めに入り、ようやく事態が落ち着きました。


僕は、この姿を見て、確信。この人には任せられる。確かに、過激な言動で誤解を受けることが多かった蒲池さん。しかし、患者様第一主義。この姿勢は、蒲池さんの右腕、新武雄病院の鶴崎理事長も一緒。ただ、蒲池会長ほど激烈ではありません。

ある新聞記者さんから、「この大事業は樋渡さんだから出来たと思います。感想は?」とのことだったので、

いや、それは違います。最初にきっかけを作った稲富県議、県議と武雄高校同級生の鶴崎さん、蒲池会長を始めとする池友会グループの皆さん、市民病院を支えてくださった皆さん、患者様、市民の皆さん、市役所の担当の皆さん、そして、複数回にわたって困難極まる議決をしてくださった議会の皆さん、佐賀県庁の皆さん、厚生労働省・総務省の皆さん、すべての皆さんのおかげであって、私はone of themに過ぎません。そして、この民間移譲の過程の中で、多くのことを教わりました。

ただ一つ、私が評価を頂くとするならば、それは職責として与えられたリーダーシップを発揮できたこと、そして、全くぶれなかったこと。

そんなことを言いました。そういう意味では、やはりこの方の分析は鋭い

今までの社会人生活の中で、これほど、情熱を注ぎ、持てる能力を注ぎ込んだ事業はほかにありません。それは、「命にかかわる問題」だったからです。

少しだけ、重い荷物が私の肩からおりました。

重ねて、市民病院民間移譲に関わった皆さん、そして、応援してくださった皆さん、広い意味での武雄のために批判をしてくださった皆さんに感謝します。ありがとうございました。

新武雄病院が、市民の福祉維持向上につながることを、強く強く祈念します。
by fromhotelhibiscus | 2010-02-01 23:20
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